動きの滑らかさを用いた腕の運動軌跡の抽出
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概要
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本報告では、人物動作の実動画像系列から、動きの滑らかさを用いて人物パーツを抽出する手法について述べる。計算機による人物の身振りの認識は、ノンバーバル言語を用いた高度なヒューマンインタフェースの実現において不可欠な機能である[1][2]。ところが、人物動作の動画像系列から人体バーツを抽出する手法は、従来、その困難さ故、若干の報告しかなされていない。しかもこれらは、CG画像を用いていたり[3]、モデルを各フレーム毎に独立にあてはめる[4][5]といったものである。実際に、実画像を対象としたあてはめでは、背景や着衣のテクスチャ、ノイズなどにより、単一フレームではバーツ候補が複数抽出されることがある。これらの複数候補の系列から、複数フレームにわたる動きの滑らかさを仮定して、最適な動作系列を選択する手法を提案する。特に、その基礎実験として行なった、腕の動作に対するバーツあてはめ手法について述べる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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