日本語会話文における比較表現の分析
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概要
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単一化に基づく文法の記述は、その語に固有の意味構造および論理の表現に有効性の高い手段であるといわれている。単一化演算が単調に行われるため、入れ子形の構造の深さを問題にしなければ、こまやかな記述が平均的に可能である。本報告では、日本語対話文にあらわれる比較の概念を取り扱う。まづ比較表現のありようをATRコーパスにみ、次に意味分析、最後に音声言語日英翻訳実験システム(SL-TRANS)にむけた、HPSGによる語彙記述例を示す。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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