実時間知識処理をめざした制約推論における木探索制約充足手法の平均レスポンスタイム推定法
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概要
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近年の知識処理技術の進歩や計算機性能の向上によい知識を使ったより複雑な処理の実現がプロセス制御やオンライントランザクション処理のような実時間処理分野においても求められている。これらの実時間処理においては、レスポンスタイムなどの時間条件を満たす保証がシステム実現上必要である。しかし、一般的な知識処理では有限時間内に答えが求められる保証がなく、与えられた時間内に答えを求めるというレスポンスタイムを保証することが困難であった。このため、実時間処理分野への知識処理技術の応用が困難であった。本報告では、知識処理の一推論方法である制約推論法の木探索制約充足手法において、質問を与えてから答えが求まるまでのレスポンスタイムを知識の量と計算機の処理性能で表現し、平均レスポンスタイスを推定する方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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