異種OS上におけるUNIXインタフェースの実現法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新規にオペレーティングシステム(OS)を作成する際、ユーティリティとして既存のソフトウェアを移植し、ソフトウェア資産の活用を図ることは、OSの開発効率の向上に有効である。既存ソフトウェアの移植を容易にするには、OSの基本インタフェースとなるシステムコールと、そのソフトウェアが使用するファイル名などの走行環境が同一であることが必要である。そのために、システムコールを、 他のOS上でシミュレートする方法について検討を行った。本報告では、あるシステムコールを、他のオペレーティングシステム上でシミュレートする方法のモデルについて述べる。さらに、実時間制御を指向したオペレーティングシステム上で、TSS系オペレーティングシステムであるUNIXが提供している種々のコマンドの走行を可能とするために実現した、UNIXシステムコールのシミュレート方法をモデルを用いて示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
関連論文
- DIROSの小型化と共存形態 : ファイル管理の小型化
- DIROSの小型化と共存形態 : 共存の形態
- 異OS間における分散ファイルシステムの構築
- コンパイラを用いたパッチデータ作成方法
- 分散処理用リアルタイムOSにおけるUNIXインタフェ-スの実現法 (分散処理用リアルタイムOS)
- 分散環境におけるリアルタイムな故障回復のためのプロセスのフォールトトレラント化
- 実時間知識処理をめざした制約推論のための制約充足手法の処理時間比較
- Rate-Monotonicアルゴリズムを用いた分散リアルタイムスケジューラの検討
- 実時間知識処理をめざした制約推論における木探索制約充足手法の平均レスポンスタイム推定法
- 実時間知識処理をめざした木探索制約推論の高速化手法
- 実時間知識処理をめざした制約推論における木探索制約充足手法のレスポンスタイム推定法
- 耐障害性のための冗長構成の検討
- 実時間知識処理をめざした制約推論のための制約充足手法比較
- スレッドを用いたXWindowSystemのコールバック連結手法
- 知識処理における実時間性向上のためのスケジューリング手法の検討
- 実時間知識処理をめざした制約推論のレスポンスタイム推定法
- マルチインタフェースOSにおけるクロスプロセス間通信
- 異種OS上におけるUNIXインタフェースの実現法