皺・二重瞼の合成のための皮膚の厚みを考慮した顔形状モデル
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概要
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近年、バーチャルリアリティや顔画像対話インタフェースなどの分野で、リアリティを持った顔の生成が重要な課題となってきた。特に表情の表現に関しては、人間の認知能力が高いため、高度なリアリティが必要であり、生成に関する配慮が重要である。この点を配慮したものとして、ポリゴンモデルにテクスチャマッピングを施す方法も提唱されている。テクスチャマッピングは、ハードウェア化により実時間処理ができるので、VRなどでリアリティを出すために用いられる有力な手法となっているが、表情のリアリティに関しては、テクスチャマッピングするだけでは、不自然さが感じられる。一方、人間の筋肉構造を忠実にモデル化し、シミュレーションしようとする研究もあるが、リアルな表現が可能である反面、計算量が膨大化し実時間性を要求されるアプリケーションには不向きである。そこで、我々はこれら二つの方法の短所を相補するモデルを開発することにした。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
-
青山 宏
電子技術総合研究所
-
河越 正弘
電子技術総合研究所
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平井 成興
電子技術総合研究所
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青山 宏
(電子技術総合研究所)
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河越 正弘
(電子技術総合研究所)
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平井 成興
(電子技術総合研究所)
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平井 成興
工業技術院電子技術総合研究所
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