斜に構えた顔の画像からの視線感知法
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概要
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「目は口ほどにものをいい」と言われるように,目は,その人の視線方向を初め,感情や関心の有無に至るまで,大変多くの情報を与えている.そして人間にとって,自分が見られているか否かの判定は,たとえ相手が初めて逢った人であろうとも容易に行える.我々は,この人間の持つ優れた能力,すなわち視線感知の能力を計算機に持たせることを以前より試みてきた.顔の向きや視線にアオリ角が含まれてなく,かつ水平回転角も黒目径が画像から測定できる範囲の角度であるならば,これまでに良い結果を得ている.ここでは,顔の向きにアオリ角が含まれていたり,黒目径が測定できない程に顔の水平回転角が大きい場合の視線感知法について述べる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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