大規模電子化辞書開発における高磯能辞書エディタ : そのデータ構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
(株)日本電子化辞書研究所(EDR)では、実際の文章データに基づいて辞書開発を行っている。つまり、辞書のすべての情報は少なくとも一つ以上の文章によって保証された情報である。この保証を常に維持することは、辞書情報あるいは文章データの変更を他のデータヘ反映しなければならないことを意味する。EDR辞書は現段階においても約400メガバイトを有し、コーパスデータ及びKWICデータは約30ギガバイト近くになる予定である。したがってこの保証を実現するためにEDRでは、高機能辞書エデイターを開発している。高機能辞書エディターは、上記データをスムーズに参照しエディティングするために開発されている。また、設計思想としては、Hyper Text及びオブジェクト思考を導入している。さらに、概念辞書の開発において、概念間のリンクを行う概念統合、概念の抽象化を行う概念体系の開発にも高機能辞書エディターが不可欠である。本論文では、高機能辞書エディターの対象となるそれぞれのデータの構造とデータ間の関係、及びそのアクセス方法に付いて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
-
鈴木 美穂
株式会社日本電子化辞書研究所
-
三輪 和弘
株式会社日本電子化辞書研究所
-
安達 久博
(株)日本電子化辞書研究所
-
安達 久博
株式会社日本電子化辞書研究所
-
中沢 正幸
株式会社日本電子化辞書研究所
-
安達 久博
株式会社東芝
-
中沢 正幸
株式会社 日本電子化辞書研究所
関連論文
- 概念体系作成支援システムのUser-Interface
- 概念体系作成支援システムのbrowsing方式
- 概念体系作成支援システムのデータ構造
- 概念体系作成支援システムの機能
- 情報処理用語における複合語の構成パターンの抽出とその利用について
- 大規模電子化辞書開発における高機能辞書エディタ : ユーザモデル
- 大規模電子化辞書開発における高機能辞書エディタ : ブラウザ
- 大規模電子化辞書開発における高磯能辞書エディタ : そのデータ構造
- 大規模電子化辞書開発における高機能辞書エディタ
- 概念モデルに基づく概念記述の表現方法の一考察
- 概念モデルに基づく概念記述の一作成方法と評価
- 大規模電子化辞書利用に基づく運用支援システム : 概念辞書
- 大規模電子化辞書利用に基づく運用支援システム : 概要
- 2項関係抽象化支援システムの基本機能
- 対訳辞書における非同義関係の記述とその利用
- INFORMANT(インフォーマント)4(2)掲載記事紹介 : 東芝英日相互機械翻訳システム