大規模電子化辞書利用に基づく運用支援システム : 概要
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概要
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現在、(株)日本電子化辞書研究所(以下、EDRと略す)では、単語辞書、概念辞書を核とする大規模な自然言語処理用の電子化辞書を構築中である。また、言語データとして日英各々2000万文の大規模テキストベースを構築している。そして、これらの複数の電子化辞書を扱うための、辞書アクセスツール及び自然言語処理ツールを統合環境として開発している。このシステムは、実際に辞書を使うユーザを対象としており、ヨーザの様々な要求に応えるものとなっている。従来の辞書の電子化版との差異に着目し、EDR辞書を、コンピュータが自然言語を理解するという機械処理を前提とした電子化辞書としてではなく、あえて書籍の辞書の電子化版として扱うことにより、その内容・規模を比較でき、ユーザがEDR辞書を容易に理解・応用できるようなシステムとして実現した。本論文では、このシステムの概要及び単語辞書での実現について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
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