ストロークの相対位置行列によるオンライン手書き文字認識
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オンライン文字認識手法は文字を表現する特徴量により,関数解析法と構造解析法に分類できる。楷書体で書かれた文字を認識対象とした場合には,構造解析法である基本ストローク・マッチング法が有効であるが,くずし字などの筆記自由度の高い文字を対象とした場合,画数・筆順・字形の変動に対して文字構造情報の安定的な対応を行うのが困難であり,関数解析法による認識処理が主流になりつつある。しかし,非漢字などの低画数文字では字形の変動が著しく,文字領域を一様に捉える関数解析法では類似文字の判別処理を高精度に行うことはできない。また,ストロークの抽出が容易なオンライン文字認識では,ストロークの概念を積極的に活用すべきである。本稿は,文字の構造的時徴であるストロークの相対位置情報のオンラインくずし字認識の詳細識別部への適用について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
-
澤田 清
流通科学大学情報学部
-
堀井 洋
三洋電機(株)研究開発本部ハイパーメディア研究所
-
堀井 洋
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
-
岡本 正義
三洋電機株式会社DSカンパニーDI事業部
-
岡本 正義
三洋電機株式会社
-
岡本 正義
三洋電機株式会社マルチメディアカンパニー記録メディア事業部
-
吉川 隆敏
三洋電機(株)研究開発本部ハイパーメディア研究所
-
吉川 隆敏
三洋電機株式会社
-
澤田 清
三洋電機株式会社 情報通信システム研究所
-
亀田 勇
三洋電機株式会社 情報通信システム研究所
関連論文
- 総頂点間経路長を最小にする完全K分木の同一階層内単純閉路構成モデル
- 完全K分木の同一階層内で単純閉路を構成する辺追加問題
- 大域的個人性と局所的個人性に基づく手書き風フォントの生成
- 抵抗膜感圧式デジタイザの一ノイズ除去法
- 非線形変換と線形結合を用いたユーザ固有の手書き風フォントの一生成法
- 撮影場所を選ばない防水対応デジタルムービーカメラXacti「DMX-CA8」の開発(コンシューマエレクトロニクス関連開発ストーリー,新技術,新商品コンセプト)
- 小学校算数の式の計算を対象としたWWW上のオンライン手書き数式入力における数字・記号の認識評価
- WWW を利用したオンライン手書き数式入力インタフェースにおける数式編集機能の実現
- I-76 WWW上での手書き数式入力インタフェースの実現とその文字認識評価(手書き文字入力,I.画像認識・メディア理解)
- 手書き数式入力認識のためのオンラインストロークデータ収集とその文字認識評価
- WWW上でオンライン手書き入力可能な数式入力インタフェースの試作
- WWW を利用したオンライン手書き数式入力システムの試作とその文字認識評価
- 分数計算を指導する知的CAIシステムのためのペンコンピュータによるインターフェイスの実現とその評価
- 物理的特徴量を用いたオンライン文字自動切り出し手法
- 分数計算を指導する知的CAIシステム : 手書きインターフェースの試作
- オンライン文字認識による文字練習機能
- オンライン文字切り出し特徴の多段階ネットワーク表現
- ストロークの相対位置行列によるオンライン手書き文字認識
- オンライン手書き図形認識手法
- オンライン手書き文字認識装置の開発
- ニューラルネットを用いた電話番号認識FAXの開発
- 名前に対する文字認識後処理手法
- 完全K分木の同一階層内で単純閉路を構成する辺追加問題
- 総頂点間経路長を最小にするサイクルグラフへの1辺追加(セッション3)
- 完全K分木型組織構造の多階層関係追加モデル
- 道グラフおよびサイクルグラフ1辺追加問題の総頂点間経路長の定式化
- 完全K分木型組織構造の多階層リエゾン配置モデル(セッション4)
- 総頂点間経路長を最小にするピラミッド組織構造のリエゾン配置モデル(情報決定過程論の展開)
- 完全K分木型組織構造の2階層リエゾン配置モデル(セッション5)
- 完全K分木型組織構造の2階層関係追加モデル(セッション2)
- ピラミッド組織構造の階層間リエゾン配置モデル(セッション3)
- A-009 総頂点間経路長を最小にする完全K分木型組織構造のリエゾン配置モデル(A分野:モデル・アルゴリズム・プログラミング)
- ピラミッド組織構造のリエゾン配置モデル
- ゴルフにおける期待打数を最小にするスイング選択
- 総頂点間短縮経路長を最大にする完全K分木への1辺追加(組合せ最適化(2))
- 総頂点間短縮経路長を最大にする完全2分木への1辺追加
- 総頂点間経路長を最小にする完全2分木の階層間隣接化
- 期待総頂点間短縮経路長を最大にする完全K分木の深さ同一頂点間の隣接化(グラフネットワーク(1))
- 出席確率を考慮した組織内の同階層間関係追加モデル
- 総頂点間経路長を最小にする完全K分木の階層間隣接化
- 方向特徴と方向変化特徴を用いたオンライン手書き文字認識
- 文字認識を利用した参考文献の自動検索システム
- 有向グラフ表現によるオンライン文字切り出し
- 数式計算を指導する知的CAIシステム『ACTS』における数式構造認識とその応用
- D-12-33 幾何学的歪みをうけた文字の認識
- 欠席を考慮した組織内の同階層間関係追加モデル
- 総頂点間経路長を最小にする完全2分木の同一階層内2辺追加モデル
- 1-D-12 完全2分木の同一階層内単純路構成モデル(離散・組合せ最適化(4))
- かな漢字変換における学習機能
- PONS98の開発 : 巡回経路探索機能を持つ電器店街データベースシステム
- A-38 総頂点間経路長を最小にする完全K分木の根と深さ同一全頂点の追加的隣接化(グラフアルゴリズム(1),A.アルゴリズム・基礎)
- ゴルフプレー戦略に関する理論的研究(2) : OBを考慮したスイング選択モデル
- 連結ピン型組織構造の同階層関係追加問題
- 完全K分木型組織構造の階層間関係追加モデル(組合せ最適化(1))
- 完全2分木の子孫との隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- 完全2分木型組織構造への関係追加モデル
- ゴルフプレー戦略に関する理論的研究 : 期待打数を最小にするスイング選択
- 完全2分木の根との隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- 完全2分木型組織構造の階層間関係追加モデル
- 連結ピン型組織構造への関係追加モデル
- 完全K分木の深さ同一全頂点隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- COMP2000-16 総頂点間経路長を最小にする完全2分木への1辺追加問題
- 完全K分木の深さ同一2頂点隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- 総頂点間経路長を最小にする完全K分木の深さ同一全頂点対の隣接化(グラフ・ネットワーク(1))
- 完全2分木の深さ同一全頂点隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- 5ZC-4 障害の大きさを考慮したソフトウェアの逐次信頼性実証試験に関する離散型モデル
- ソフトウェアの信頼性実証試験方式 (ソフトウェア信頼性評価法の新潮流)
- 障害の大きさを考慮した離散型ソフトウェアの逐次信頼性実証試験に関する研究
- 完全2分木の深さ同一2頂点隣接化問題 : 総頂点間経路長の最小化
- 完全2分木の深さ同一頂点間への一辺追加問題 : 総頂点間経路長の最小化(グラフ・ネットワーク(1))
- Variation Distanceに基づく離散型ソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究
- 障害の大きさを考慮したソフトウェアの信頼性実証試験
- Variation Distanceに基づくソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究
- ソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究 : 障害回数と障害の大きさを考慮した離散型モデル
- 障害の大きさを考慮したソフトウェアの信頼性実証試験に関する離散型モデル : 障害の大きさがポアソン分布の場合(信頼性(1))
- ソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究 : 障害回数と障害の大きさを考慮した連続型モデル
- 障害の大きさを考慮したソフトウェアの信頼性実証試験 : 障害の大きさがポアソン分布の場合
- 障害の大きさを考慮したソフトウェアの信頼性実証試験に関する連続型モデル(信頼性(1))
- Kullback-Leiblerの情報量に基づく一般化されたARQ方策に関する理論的研究
- Kullback-Leiblerの情報量に基づくソフトウェアの信頼性実証試験に関する離散型モデル
- 連続型ソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究 :Kullback-Leiblerの情報量に基つ゛く方法
- Kullback-Leiblerの情報量に基づくソフトウェアのゼロ障害型信頼性実証試験
- ソフトウェアの信頼性実証試験に関する理論的研究 : Kullback-Leiblerの情報量に基づく方法
- Kullback-Leiblerの情報量に基づくソフトウエァの信頼性実証試験に関する連続型モデル(信頼性(1))
- データ伝送における一般化された再送要求方策に関する一考察
- データ伝送における一般化された再送要求方策 : Kullback-Leiblerの情報量に基づく方法(確率モデル(2))
- Kullback-Leiblerの情報量に基づく再送要求回数の理論的決定法
- A-198 離散型ソフトウェアに対する信頼性実証試験に関する研究 : Kullback-Leiblerの情報量に基づく方法(A-9. 信頼性,一般講演)
- Kullbackの情報量に基づく再送要求回数の決定法(信頼性(1))
- 負の二項分布を用いたStop & Wait ARQ方策に関する理論的研究 第2報 :期待費用の最小化
- データ伝送における負の二項分布に基づく再送要求方策(信頼性)
- 負の二項分布を用いたStop & Wait ARQ方策に関する理論的研究
- 負の二項分布を用いたStop&Wait ARQ方策
- 文書ファイルサイズのランダム性を考慮したワードプロセッサの最適セーブ時期
- ワードプロセッサにおけるセーブ時期の理論的決定法 : ファイルサイズがランダムである場合
- Stop & Wait ARQ 方策における再送要求回数の検定論的決定法
- ファイルサイズのランダム性を考慮したワードプロセッサの最適セーブ時期 : 第2報:最適セーブ時期に関する解析(信頼性)
- ファイルサイズのランダム性を考慮したワードプロセッサの最適セーブ時期(信頼性(2)他)
- データ伝送における再送要求回数の検定論的決定法(信頼性(1))
- 離散型ソフトウェアに対する信頼性受け入れ検査に関する一考察(信頼性)