名前に対する文字認識後処理手法
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概要
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近年、手書き文字認識の研究が進められ、商品化が盛んに行われている。しかし、不特定多数のユーザを対象にしたシステムの場合、文字データなどのパターン情報だけで高認識率を達成するのは困難である。それを解決する方策として、言語情報を用いた認識後処理技術が必要となる。現在の手書き入力システムの使用シーンを考えると、一般文書の入力よりも、住所、氏名、会社名、商品名など、記入すべき文字列の属性があらかじめ決まっているような形式の入力が主流で、また通常このような入力形式では、一般文書の入力よりも高い認識精度が要求される。このような状況を踏まえ、住所、氏名のように入力属性が限定されている場合の後処理手法の開発を行った。本報告では、その中から、名前に対する認識後処理として、姓名辞書と単漢字辞書を利用し、フリガナ連動処理と単漢字処理を行う手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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堀井 洋
三洋電機(株)研究開発本部ハイパーメディア研究所
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堀井 洋
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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吉川 隆敏
三洋電機(株)研究開発本部ハイパーメディア研究所
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山本 英人
三洋電機(株)ハイパーメディア研究所
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吉川 隆敏
三洋電機株式会社
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古和田 孝之
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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山本 英人
三洋電機株式会社ハイパーメディア研究所
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