断面情報を用いた図面からの形状復元手法

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概要

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正確に描かれた三面図を対象として、2次元の図面からその形状を3次元のソリッドモデルに復元する手法については、古くから研究が行なわれている。しかし、三面図では全ての外形線やかくれ線を描くと複雑になり、図面の理解が困難になるなどの理由で、省略を含む図面や、断面図などの図面が現実には多く存在しており、これらの図面は従来手法ではソリッドモデル合成が困難である。筆者らは、完全な三面図からソリッドモデルを合成する手法として、非多様体モデラをベースとして幾何推論を行い、これを実現している。また、この手法を拡張し、断面図からソリッドモデルを復元する手法を提案している。この手法では、ソリッドを復元する際に、その解を求めるための推論の条件を緩くしている。その結果、候補となる解の個数が多くなるという問題があった。本稿では、この問題を解決するための手法について述べる。
社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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