特徴パラメータ変換を伴う遺伝アルゴリズムによる感性的動画像の合成支援
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概要
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最近、 視覚や聴覚を通して入ってくる構報に対して人間が抱く感覚や感情に注目し、 「情報の感性的側面」 を情報科学の見地から扱う感性情報処理の研究が注目されている。 一方、 近年のコンピュータ・グラフィックス技術の発達により、 自然感の高い動画像を実時間で合成することが可能となった。 特に動画は静止画にない感性情報を含んでいる。 このような背景のもとに、 筆者らがすでに開発した金魚型ソフトウェア・ロボット(SR)[1]を対象として、 オブジェクトを特徴づけるパラメータ空間で視覚的な感性を表現する言葉に対応する点を探索し、 動画像として合成するシステムを開発した。 パラメータ空間の探索のために、 主成分分析を用いた特徴パラメータ変換を伴う遺伝的アルゴリズムを用いた。 本システムは動画像処理に適した並列コンピュータTN-VIT(Transputer Network with Visual Interface for Transputers)[2]上に実現した。
- 1994-03-07
著者
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