静止画ファイルシステムの開発

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概要

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高度情報社会の進展に伴い静止画メディアの重要性が増大しており、カラー静止画像の蓄積及び伝送を行う静止画ファイルシステムの本格的実用化への期待がますます高まっている。静止画ファイルシステムには、大量の画像の蓄積と高速な画像の表示が要求される。しかし、カラー静止画像のデータ量は膨大なので、大量の蓄積及び高速な表示を行うためには画像データの高能率圧縮が必要不可欠である。今回、現在ISO/CCITTで進められているカラー静止画符号化方式の国際標準化作業における検討の基本となっている離散コサイン変換スカラ量子化(DCT-SQ)符号化方式を用いて画像データの高能率圧縮を行い、さらに大容量の光ディスクを装備することにより、大量のカラー静止画像を蓄積/伝送し、高速に表示する静止画ファイルシステムを開発したので報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1988-09-12

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