静止画ファイルシステムにおけるプログレッシブ表示の検討
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概要
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静止画像通信においてカラー静止画像の蓄積及び伝送を行う場合、画像のデータ量が膨大なため、高能率符号化を行いデータ量を圧縮する必要がある。今回、カラー静止画像の蓄積、検索、伝送を目的として開発した静止画ファイルシステムでは、高能率圧縮技術として広く使われているDCT(離散コサイン変換)符号化方式を用いている。更に本符号化方式によって、走査線に従って上から下へ逐次表示するシーケンシャル表示と、初めの短時間で大まかな画像を表示させ時間の経過と共に画質を向上させるプログレッシブ表示の2通りの表示機能も実現している。本システムにおいて、プログレッシブ表示を行った場合の時間の経過と復号画像の画品質の変化との関係について検討を行ったので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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根本 啓次
日本電気 C&c情報研
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大町 隆夫
日本電気(株)C&C情報研究所
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根本 啓次
日本電気(株)C&C情報研究所
-
岩田 則子
日本電気(株) C&C情報研究所
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三浦 恒裕
日本電気(株) C&C情報研究所
-
三浦 恒裕
日本電気株式会社放送映像事業部
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大町 隆夫
日本電気株式会社
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大町 隆夫
日本電気(株)c&c情報研究所
-
岩田 則子
日本電気株式会社 C&c情報研究所
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