フレーム間符号化方式を用いた記録系動画再生システムの検討(<論文特集>記録と伝送における高能率符号化)
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概要
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記録用の動画符号化方式について検討を行った.特にCD-ROMを想定した動画記録システムを検討した.CD-ROMの最大転送レートは150kByte/sなので情報量圧縮符号化が必要となる.この符号化レートに対しては, フレーム間予測符号化方式と離散コサイン変換とのハイブリッド符号化方式が極めて有効であることが伝送系では確認されている.本論文では, この符号化方式が伝送系とは異なる機能が要求される記録系システムに対しても有効であることを示した.実際の再生システム構成を設計し, 試作装置によってその動作を確認した.この方式によってCD-ROMに対する動画像の長時間記録が可能となり, 教育, データベースサービス, 娯楽等への広範な応用が期待できる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1989-10-20
著者
-
柴野 元良
NEC
-
柴野 元良
日本電気ホームエレクトロニクス(株)
-
太田 睦
日本電気株式会社
-
大町 隆夫
日本電気株式会社 C&C情報研究所
-
國弘 秀人
日電
-
國弘 秀人
日本電気ホームエレクトロニクス(株)開発研究所第二開発部
-
清水 孝
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社開発研究所
-
大町 隆夫
日本電気株式会社
-
大町 隆夫
日本電気(株)c&c情報研究所
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