輪郭適合パッチを用いた適応代表点選択ワーピング動き補償予測
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概要
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動画像の高能率符号化技術として, 輪郭適合パッチを用いたワーピング動き補償フレーム間予測について検討した. ワーピング予測はブロック・ベースの動き補償予測方式よりも優れた予測特性をもつことが知られている. 本論文では, これをいっそう改善するために, 入力画像を解析して輪郭を検出し, これに予測に用いる三角形パッチ構造を適合させる方式を提案した. また, パッチごとに三つの頂点位置での動きベクトルから, パッチ内部の動きベクトルの補間に用いる動きベクトルを適応的に選択する方式を提案した. 本方式について計算機シミュレーションを行い, 従来までの固定パッチを用いるワーピング予測と比較し, 予測性能の改善と変形ひずみの解消を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-25
著者
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横山 裕
日本電気株式会社
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横山 裕
Nec C&cメディア研究所
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宮本 義弘
Nec C&c メディア研究所
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宮本 義弘
Nec
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太田 睦
日本電気株式会社
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宮本 義弘
日本電気株式会社 情報メディア研究所
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太田 睦
日本電気(株)c & Cメディア研究所
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