マルチウィンドウ表示方式の比較

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概要

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最近の各種ワークステーションでは、その表示機能としてマルチウィンドウ表示機能を持つものが主流となりつつある。ビットマップディスプレイを用いたマルチウィンドウ表示の実現方式に関しては、数年前より各種方式が提案されてきた。これらの方式を表示ハードウェアのアーキテクチャに基づいて分類し、必要とするメモリ容量の大小や表示速度について比較した結果は、既にいくつか報告されている。今回、我々は、これらとは別の観点からマルチウィンドウ表示方式の比較を行った。即ち、マルチウィンドウ表示方式を、ウィンドウ管理システム内での表示データの管理方法に基づいて4種類に分類した。次いで、アプリケーション・プログラムとウィンドウ管理システムのインタフェースに関して3つの項目を取り上げ、これら3項目の実現可能性の観点から、上記4つの方式の比較を行った。本報告では、この比較結果について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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