計算幾何学と折れ線近似問題
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概要
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計算幾何学(Computational Geometryは、幾何学的な構造を有する大量の情報を計算機で高速に処理するための算法を開発、研究する分野であり、ここ10年ほどの間に、VLSI設計、コンピュータ・グラフィックス、地理情報処理などの様々な分野における幾何的問題に対して、効率的な算法を産み出してきた(計算幾何学の諸成果については、などを参照)。最近、計算幾何学の算法の中でも特に効率のよい凸包構成算法を応用することにより、折れ線近似の諸問題が効率よく解けることがImai, Iriにより示されている。本稿では、[5]で示されている折れ線近似問題に対する統一的な枠組みを述べ、これまでに得られている算法についてその手間などをまとめて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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