マルチメディア処理における文書構成要素抽出処理
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概要
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現在、文書処理、文書管理システムを構成する基本的な要素として、ワードプロセッサ(WP)、文書画像ファイル等が用いられている。WPはコード情報を基本処理単位とし、文書の作成、編集が容易にできる点に、文書画像ファイルは画像情報を基本処理単位とし、入出力の容易さ、データベースとの結合による大量文書管理機能に特徴がある。今後、これらの機能をマルチメデイアの概念に基づき結合した文書処理システムが重要になると考えられる.この様な文書処理システムの実現を目的に、画像処理からのアプローチとして、文書画像から文書構成要素を分離抽出する処理について検討した。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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田畑 邦晃
(株)日立製作所システム開発研究所
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樋野 匡利
(株)日立製作所システム開発研究所
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福田 浩至
(株)日立製作所システム開発研究所
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樋野 匡利
(株)日立製作所 情報・通信開発本部
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福田 浩至
(株)日立製作所オフィスシステム事業部応用システム本部
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