界面活性剤によるデンプンの精製 : (第12報)サツマイモデンプン中の油脂成分と界面活性剤による内部油脂の除去
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概要
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In this study on fatty substances in sweet potato starch, fat and "fat-by-hydrolysis" are isolated and the kinds of fatty acid compositions contained are determined.The total fatty substance in sweet potato starch varires with the purification process used. The extraneous fat consists mainly of unsaponifiable matter with a free acid content of only 10%.The amount "fat-by-hydrolysis" in sweet potato starch is approx. 0.06%, and this fatty material has been shown to contain an approx. 55% saturated portion consisting mainly of palmitic acid, and an approx. 45% unsaturated portion consisting mainly of linolic acid.We presumed that the amount of "fat-by-hydrolysis" may affect the viscosity of starch paste, because of the fact that the amount of "fat-by-hydrolysis" is closely related to the action of α-amylase. Prior to confirming the above presumption, we determined the amount of "fat-by-hydrolysis" removed by surface active agents.We found that "fat-by-hydrolysis" in starch can be removed to some degree by surface active agents, as well as with the use of organic hydrophilic solvents such as methyl alcohol or dioxan. Furthermore, we found there might be a possibility of the surface active agents used in treating the starch being introduced into the helix structure of the amylose in starch.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1962-08-15
著者
-
藤井 徹也
ライオン油脂株式会社
-
大場 健吉
ライオン株式会社研究開発本部
-
大場 健吉
ライオン油脂株式会社
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藤井 徹也
ライオン油脂 (株) ・商品研究所
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大場 健吉
ライオン油脂 (株) 中央研究所・環境衛生研究室
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