ヤマダカレハ核多角体病ウイルスの特性
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概要
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森林害虫の一種であるヤマダカレハCycliphragma yamadaiに寄生する核多角体病ウイルス(CyNPV)は、本種の生物的防除に使用される可能性を有するが、今回、このウイルスのいくつかの特性を調べた。本ウイルスは、MNPVに属し、エンベロープ内のヌクレオカプシド数は、1〜7個であった。多角体タンパク質のサイズは約33kDaであった。ゲノムサイズは約130kbであった。ヤマダカレハと属が異なるマツカレハDendrolimus spectabilisは、このウイルスの代替ホストであることが判明し、それを用いた本ウイルスの大量増殖の可能性が示された。
- 日本森林学会の論文
- 1995-01-01
著者
-
三橋 渡
独立行政法人農業生物資源研究所
-
佐藤 守
蚕糸・昆虫農業技術研究所
-
川北 弘
生物研
-
三橋 渡
生物研
-
渡部 賢司
蚕糸・昆虫農業技術研究所
-
川北 弘
蚕糸・昆虫農業技術研究所
-
三橋 渡
蚕糸・昆虫農業技術研究所
-
佐藤 守
千葉大 医 病院 疾患プロテオミクスセ
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