経気管支肺生検所見よりみた薬剤性肺臓炎(気管支鏡による細胞組織診断)(第 19 回日本気管支学会総会)

元データ 1996-12-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

TBLBにて組織所見が得られた12例の薬剤性肺臓炎を, alveolitis(AL)群3例とalveolitis with Masson body(ALM)群9例に二分して両群の臨床病理学的検討を行った。ALM群では, 検査所見として末梢血好酸球増加や薬剤リンパ球刺激試験の陽性率が高いなどアレルギーの関与が示唆される所見であった。CT所見では両群にground-glass opacityが認められたが, ALM群において高度であった。治療はステロイド剤が両群で有効であったが, 両群に1例ずつの死亡を認めた。TBLBの組織診断には限界があるが, 少なくともTBLBにてALMの所見が得られた場合には, 薬剤性肺臓炎において治療や予後に反映される可能性が示唆された。

著者

北村 諭 自治医科大学呼吸器内科
弘中 貢 自治医科大学病理
大野 彰二 自治医科大学内科学講座呼吸器内科学部門
斉藤 建 自治医大病理
斉藤 建 自治医科大学呼吸器内科
大野 彰二 自治医科大学呼吸器内科
大野 彰二 自治医科大学 内科学 講座 呼吸器内科学 部門
斉藤 建 自治医大病理部
斉藤 建 自治医科大学 消化器一般外科
弘中 貢 自治医科大学 呼吸器内科
弘中 貢 自治医科大学病理部
北村 諭 自治医科大学
斉藤 建 自治医科大学病理診断部

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