双対平坦空間におけるダイバージェンスを使ったVoronoi図
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概要
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Voronoi図は計算幾何においてよく研究されている対象というだけでなくその実際上の応用としてCADやVLSI設計などに応用できる幾何構造である.この構造をユークリッド空間の拡張であるリーマン多様体上へ拡張することを考える.特に,本稿では,双対平坦な座標系を持つリーマン多様体に計算幾何的な考えを適用しその空間に適した"距離"を定義することにより,Voronoi図を定義した.その結果,この多様体上には,2つのVoronoi図を定義することになる.さらに,双対平坦空間の実例として,指数型分布族の統計パラメタ空間を考え,その空間上のVoronoi図の構造を解析している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-05-16
著者
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