再構成可能プロセッサ486RCPによる再構成可能ハイパープロセッサの予備実験

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概要

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プロセッサが得意としない計算集中型の処理部分だけなく,他の一般的な処理までも含めてハードウェア化し,それらを動的に再構成する動的再構成可能プロセッサDRHPを提案する.DRHPは,特徴を持った制御部とその制御が解釈する命令列(コマンドプロシージャ)によって,再構成時間を隠蔽し,中粗粒度での並列実行やパイプライン実行などの様々な実行方式を実現する.また,より小さい文レベル以下の粒度では,並列プログラミング技法やハードウェアの並列性により並列化した処理をハードウェア化して実行し,更なる性能向上を図る.最大公約数を求めるプログラムに並列化を施した場合,1.70倍の性能向上が見られた.また,予備実験としてコマンドプロシージャを用いたDHRPの動作をシミュレーションによって評価したたところ,AES暗号化処理では15.5倍の性能向上が得られた.
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-03-10

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