適応多値ランレングス符号化方式とマルチユーザコミュニケーションシステムのアプリケーション共有機能への適用(<特集>マルチメディアコミュニケーションシステム)
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概要
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遠隔会議や遠隔教育で利用できるデスクトップ型マルチユーザコミュニケーションシステムにおけるアプリケーション共有機能を開発した.このアプリケーション共有では, 共有資料提供者の端末画面をキャプチャし, このキャプチャ画像を他の利用者に配信する手法を採用している.本論文では, 配信される画像の画質を高く保ちつつデータ量を削減する画像符号化方式としてアプリケーション共有機能のために設計した, 適応多値ランレングス符号化方式を提案する.画像をブロック分割し, ブロックごとにGUIあるいは文字的特徴と自然画像的特徴のいずれを強く有する領域か判別して, それぞれ適応多値ランレングス符号化とJPEG符号化を適用するハイブリッド方式で符号化を行う.本論文では, 提案方式を実装したシステムの構成およびアプリケーション共有機能の特徴について述べ, さらにITU標準規格T.120による従来システムのアプリケーション共有機能と比較した実験について述べる.その結果, 配信速度を保ち, 通信データ量を約8%削減しながら閲覧側で再生される画像品質は2dB以上高いことを確認できた.
- 2001-12-15
著者
-
石橋 聡
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
箕浦 大祐
日本電信電話株式会社 NTTサイバースペース研究所
-
箕浦 大祐
Ntt サイバースペース研
-
加藤 洋一
Ntt-it株式会社
-
箕浦 大祐
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
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箕浦 大祐
Nttサイバーソリューション研究所
-
箕浦 大祐
日本電信電話株式会社NTTサイバーソリューション研究所
-
箕浦 大祐
日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所
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