コード生成向きパタン照合における簡易な競合解消方法
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概要
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中間語をテンプレートと構文解析手法でパタン照合し,オブジェクトコードに変換する方法は,コード生成の有力な一方法である.中間語の構文規則は暖昧性が高いので,その場合,パタン照合の競合解消が重要課題となる.本論文では,還元条件を各生成規則に対して指定できるボトムアップ型構文解析系において,部分パタンを還元してコードに変換する際,そのコードに固有の標識を付け,その部分パタンを先頭とするより長いパタンが検出された時,その標識まで遡ってコードを生成し直す方法を示す,これはある種のシフト/還元競合を誤りの恐れなく解消する簡易な方法であり,効率の良いオブジェクトの生成に使える.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-05-15
著者
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