RISC向けコンパイラにおけるループ構造変換
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概要
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ループ交換に代表されるループ構造変換の技術は、従来では主としてベクトル計算機または並列計算機向けのコンパイラにおいて、ベグトル化や、粗・中粒度並列性の向上を目的として研究されてきた。これらの技術はRISC向けコンパイラでは、メモリアクセスパターンの変更によるデータキャッシュの有効利用や、命令レベル並列性の向上のために重要になる。本稿では、RISCプロセッサ向けのループ構造変換の概略と、SPECベンチマークにおける効果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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