幾何学的AICによるカメラモデル選択
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概要
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3次元空間がカメラによって画像に投影される場合、それらの間の関係は、透視カメラモデルや、アフィンカメラモデルなどによってモデル化される。どちらのモデルを採用するかは、3次元物体の形状や、物体とカメラの間の距離、そしてもちろん、カメラの内部パラメータ (焦点距離など)に依存するが、従来は、システムの設計者の直感によって決められてきた。本研究では、透視変換カメラモデルをより一般化した、射影カメラモデルと、アフィンカメラモデルの間で、どちらのカメラモデルがより適切なのかを、3次元物体形状や、画像データから定量的に判断する。判断基準は、金谷によって提案されている幾何学的AICを用いた。これは、データをモデルに当てはめた時の残差と、モデルの複雑さを総合的に判断するものである。単眼カメラの場合と未校正ステレオカメラの場合について解析・実験を行った。
- 1999-01-21
著者
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- K. Kanatani (著), "Statistical Optimization for Geometric Computation: Theory and Practice", Elsevier Science, Amsterdam, 510p, 1996, Dfl 350.00, ISBN0-444-82427-8