2衝程12気筒発動機の平衡方法
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概要
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高速ディ-ゼル發動機の研究が近来著しく進んで來たので、遠からず二衝程の航空用ディーゼル發動機が澤山世に現れて來ると思ふが、二衝程の發動機で等しい間隔を置いて爆發を起させ、しかも釣合せを完全にするといふことは中々難かしい。たゞ12気筒90°-V型及12気筒60°-W型のものは、適當な平衡重量を取付けた適當な形のクランク軸を用ひることによつて、30°毎に1囘の爆發を起させると同時に慣性力の第二ハーモニック及そのモーメントまで完全に釣合せることが出来る。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1932-03-01
著者
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