在宅ターミナルで看護師に必要な実践能力 : 必要な看護実践能力の内容と課題
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概要
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在宅ターミナルケアにおいて訪問看護師に必要な実践能力内容、その実践能力に関連する訪問看護師特性および実践能力形成に関する課題について明らかにするため、248名の訪問看護師を対象に質問紙調査を行った。その結果、訪問看護師が認識する在宅ターミナルケアに必要な実践能力は、(1)療養者の苦痛を緩和する力(2)療養者・家族の希望を支える力(3)家族ケアの力(4)療養者・家族・医師の意向を調整する力(5)医師や他職種との調整をする力であった。これらの実践能力形成に関わる現在の問題点として6つの項目が抽出された。今後、訪問看護師の在宅ターミナルに関わる実践能力を高めるための環境整備が考察された。
- 埼玉県立大学の論文
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