シランカップリング剤及びチタニア溶液で処理したエチレン-ビニルアルコール共重合体上での骨類似アパタイト形成
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概要
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The surface of an ethylene-vinyl alcohol copolymer (EVOH) was modified with Ti-OH groups by a silane coupling treatment followed by treatment with a titania solution. The arrangement of the Ti-OH groups formed on EVOH was changed from amorphous into anatase structure by a subsequent HCl solution treatment. Bonelike nanoapatite was successfully formed on the surface-modified EVOH even in a form of fibers as well as plates within 2 d at 36.5℃ in a simulated body fluid (SBF) with ion concentrations approximately equal to those of human blood plasma. The resultant nanoapatite-polymer fiber composite was similar to that of natural bone in its structure where apatite nanocrystals are deposited on fine organic fibers constituting a composite. Therefore, if the present surface modification can be applied to a three-dimensional fabric with a structure similar to the collagen fibers of natural bone, a composite with an analogous structure to that of natural bone would be obtained. The resultant composite is expected to exhibit mechanical properties analogous to those of natural bone, as well as bone-bonding ability, and hence be truly useful as a new bone substitute.
- 社団法人日本セラミックス協会の論文
- 2002-04-01
著者
-
中村 孝志
京都大学大学院医学系研究科整形外科学分野
-
小久保 正
京大化研
-
大矢根 綾子
産総研ナノテク部門
-
大矢根 綾子
京都大学大学院工学研究科
-
小久保 正
京都大学大学院工学研究科
-
宮本 武明
松江工業高等専門学校
-
大矢根 綾子
京都大学大学院工学研究科材料化学専攻
-
大矢根 綾子
筑波大学 大学院人間総合科学研究科 臨床医学系整形外科
-
小久保 正
中部大学総合工学研究所
-
小久保 正
京都大学化学研究所
-
小久保 正
京都大学 工学研究科 材料化学 専攻
-
小久保 正
京都大学工学研究科
-
中村 孝志
京都大学大学院医学研究科
-
川下 将一
東北大学大学院医工学研究科
-
川下 将一
京都大学大学院光学研究科附属イオン工学実験施設
-
箕田 雅彦
京都工芸繊維大学工芸学部物質工学科
-
小久保 正
京大 大学院
-
川下 将一
東北大 大学院医工学研究科
-
箕田 雅彦
京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科
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