クッシング病のselective venous sampling
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概要
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Selective catheterization was carried out in fifteen patients with Cushing's disease and one patient with Cushing's syndrome, and venous samples were obtained for the measurement of adreno-corticotropic hormone (ACTH). Transsphenoidal microsurgery revealed pituitary adenomas in fifteen patients. In nine of the fifteen patients, ACTH levels in the inferior petrosal sinus or jugular vein were unequivocally higher than the simultaneous peripheral value. The ratios were greater than 2.0 with a range of 2.2 to 9.5. The ratios in the superior vena cava and inferior vena cava were smaller than 2.0 except in one case. When the peripheral mean ACTH values were raised, the ratios in the jugular vein tended to be greater. In five patients with pituitary microadenoma bilateral in-ferior petrosal sinuses or jugular veins were successfully catheterized, and in four of them the results of selective venous sampling were correlated with the laterality of pituitary microadenoma. In one patient without pituitary adenoma, the peripheral mean ACTH value was very high, and the ratios in the inferior petrosal sinus and jugular vein were smaller than 2.0. Selective venous ACTH sampling from the inferior petrosal sinus or jugular vein is a useful aid for the differential diagnosis of Cushing's syndrome, when standard clinical and biochemical studies are inconclusive, and in diagnosing the localization of pituitary adenoma.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1984-12-15
著者
-
山本 直人
名古屋大学大学院文学部考古学研究室
-
景山 直樹
名古屋大学脳神経外科
-
山本 直人
名古屋大学大学院文学研究科
-
景山 直樹
岸和田市民病院 脳神経外科
-
桑山 明夫
名古屋大学脳神経外科
-
根来 真
名古屋大学脳神経外科
-
山本 直人
海南病院脳神経外科
-
市原 薫
市立四日市病院脳神経外科
-
桑山 明夫
国立名古屋病院脳神経外科
-
市原 薫
名古屋大学脳神経外科
-
横江 敏雄
名古屋大学脳神経外科
-
根来 真
名古屋大学医学部脳神経外科
-
景山 直樹
名古屋大学医学部附属病院手術部
-
景山 直樹
名古屋大学 脳神経外科
-
桑山 明夫
名古屋大学 脳神経外科
-
根来 真
名古屋大学 脳神経外科
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