学校経営計画化の基本的視座:学校の自律性との関連において
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概要
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本研究は,学校経営計画が学校の自律性を高めていく有効な戦略であることを論じ,そのための基本的視座を検討した。学校の自律性とは,学校構成員自らが教育法規の範囲内で教育・経営活動を計画,実施,評価する権利と責任の体系である。学校はこの自律性を強化し,子どもに対する直接的教育責任を十全に遂行することをもとめられているが,このためには学校経営の計画化が必要不可欠であり,また最も有効な戦略である。学校経営計画の特質の分析をふまえて,それが十分な教育・経営効果をあげるための基本的視座を計画作成の過程と組織および計画内容に関して提示した。In this article, the author first examined carefully a problem that school administrative planning is effective as a strategy to enhance school autonomy, and second tried to give a fundamental point of view to have possible adequate way for it. School autonomy is a system of rights and responsibilities that school members can plan, do, and see educational-administrative activities of their own will within the limits of laws and regulations. Schools are required to enhance school autonomy and fulfill its direct responsibility for the education of children. In order to get such situation, school administrative planning is indispensable and the most effective strategy. Judging from these considerations, the author presented a fundamental point of view concerning planning process and some contents of the plan. The Contents are as follows: I. System of School Autonomy 1) A Concept of School Autonomy 2) A Base on Which School Autonomy Exists 3) System of School Autonomy 4) A Strategy to Establish School Autonomy II. A Fundamental Point of View on School Administrative Planning 1) Characteristic of School Administrative Planning 2) Determinants of Effectiveness of School Administrative Planning 3) T.J. Sergiovanni's CSA & MSA 4) A Structuralization of School Administrative Plan
- 1982-01-31
著者
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