土壌孔隙造影法による植物群落の地下構造の考察 : 植物-土壌系の研究に対する新しい調査手法の提案
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概要
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Synopsis Since soil pore formation depends on the subterranean part of plant communities, the study on the pore structure may lead to an understanding of the mutual interactions between vegetation and soil. However, it has not been widely recognized that the pore structure resulted from these mutual interactions. One of the reasons for this insufficient recognition may be due to the lack of an appropriate method for investigating the pore structure. An X-ray stereoradiographical method on soil pore structure has been developed and is characterized by the use of the new contrast medium (low viscous liquid). Owing to these characteristics, the detailed three dimensional features of soil pore, such as continuity, can be easily observed. The X-ray radiograph was applied to Andisols, that originated from Towada ashes, in order to evaluate the possibility whether the radiograph would be expected to be appropriate as the method for obtaining information on vegetation. The radiographs obtained showed the configuration of subterranean parts ; and, as a result, some plant species could be identified using those radiographs. Furthermore, the results of the opal phytolith analysis supported their identifications.
- 日本生態学会の論文
- 1992-12-10
著者
-
佐瀬 隆
岩手県埋蔵文化財センター
-
佐瀬 隆
北方ファイトリス研究室
-
石田 智之
香川大学農学部
-
石田 智之
香川大農
-
徳永 光一
岩手大学
-
徳永 光一
岩大農
-
徳永 光一
岩手大学農学部
-
石田 智之
岩手大学農学部農業生産環境工学科
-
矢野 悟道
神戸女学院大学家政学部生物学研究室
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