外傷性脳損傷患者に対するCAGTプログラムの適応
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
外傷性脳損傷患者13例に対して脳卒中片麻痺患者のために開発したCAGTプログラムを応用した.脳損傷発症からの期問(週)と最大歩行速度(m/min)との関係を双曲線関数によって近似した.CAGT開始時の最大歩行速度が100m/min以下であった10例では統計的に有意な近似が得られ,100m/min以上であった3例では有意な近似が得られなかった.また歩行速度の利得(m/week)は前者では後者と比較して有意に大きかった.これらの結果はCAGTプログラムが外傷性脳損傷患者にも適用できることを示した.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1994-06-18
著者
-
鈴木 堅二
帝京大学医学部附属市原病院リハビリテーション科
-
中村 隆一
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
-
半田 健寿
Institute Of Rehabilitation Medicine And Narugo Branch Hospital Tohoku University School Of Medicine
-
鈴木 堅二
東北文化学園大学 医療福祉学部
-
鈴木 堅二
Institute of Rehabilitation Medicine and Narugo Branch Hospital,Tohoku University School of Medicine
-
中村 隆一
国立身体障害者リハビリテーションセンター
-
中村 隆一
東北大学医学部付属リハビリテーション医学研究施設
-
中村 隆一
東京都神経科学総合研究所
-
中村 隆一
東北大リハ医研
関連論文
- 関節モーメントによる健常者の段昇降分析
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度と立位バランスに対するAFOの効果(第2報)
- 16 シーティングクリニックにおける電動車いす適合システムの紹介(生活環境支援系理学療法1)
- I-F-2 脳卒中患者におけるバーセル・インデックス項目の因子構造 : 入院リハビリテーションの影響
- 脳卒中患者における機能回復予測システム(RES-4)の適用可能性
- 拡大ADL尺度による機能的状態の評価 : (2) 在宅脳卒中患者
- 近代市民社会とヘルスケア倫理 (共生のための保健・医療・福祉の展望)
- 21世紀のリハ医療と理学療法士
- I-D-7 上肢エルゴメータを用いた脊髄損傷者の体力評価
- 頸髄損傷者のリハビリテーション過程に対する影響因子
- II-F-12 脊髄損傷のリハビリテーションにおけるADL獲得の過程
- II-F-10 脊髄損傷および脊髄麻痺の褥瘡治療結果
- I-C2-3 上肢エルゴメータを用いた脳性麻痺者の体力評価
- 重心動揺計3機種の相関性
- 卒後教育に関する社会情勢 (リハビリテーション教育に今何が求められているか : 卒前, 卒後教育の現状と問題点) (第33回 日本リハビリテーション医学会 学術集会)
- 451. 基本的立位における重心線と身体の解剖学的指標との位置関係
- 259. 試行ごとに速さを高めた歩行の歩行周期 : 健常者と脳卒中片麻痺者の比較
- Effect of Cooling of the Feet on Reaction Time in Cerebral Palsied
- 17.健常者の重複歩距離と歩行率の比率の決定因(運動学I)
- 11.頸髄損傷者の更生訓練期間と身体機能の関連について(脊髄損傷-その他)
- 9.頸髄損傷患者の上肢外転時の体幹筋活動(脊髄損傷-その他)
- 5.皮膚刺激によって誘発される頸髄損傷者の屈筋反射 : 刺激受容野の拡大(第82回関東地方リハビリテーション医学懇話会)
- 275. 基本的立位における重心線位置の推定
- 118 脳卒中急性期リハビリテーションにおけるADLの経時的変化(2) : 回復効率についてPTの視点から(神経系理学療法11,一般演題ポスター発表,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会)
- 117 脳卒中急性期リハビリテーションにおけるADLの経時的変化(1) : 疾患特異性と重症度別についてPTの視点から(神経系理学療法11,一般演題ポスター発表,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会)
- 641 急性期脳卒中リハ・クリニカルパスにおける座位・立位・歩行評価時期について(神経系理学療法24)
- 579 脳卒中リハ・クリニカルパスにおける装具処方時期と歩行能力の予後について(神経系理学療法21)
- 急性期脳卒中リハ・クリニカルパスにおけるFIMを用いたADLの経時的評価
- 脳卒中リハビリテーションのクリニカルパス
- 脳卒中片麻痺患者における下肢装具処方の時期と影響因子について(成人中枢神経疾患)
- 脳卒中クリニカルパスのバリアンス分析・対応策 : 入院期間をアウトカムとして
- 脳卒中片麻痺患者と高齢者の神経生体力学的歩行分析(2002年/第39回日本リハビリテーション医学会学術集会/東京)(21世紀における歩行解析の展望)
- 見てわかる装具(14・最終回)歩行補助具
- III-B-7 高齢者におけるMotor Fitness尺度と体力測定との関係
- I-J-11 下肢切断者に対する義足および車椅子使用による運動負荷軽減の検討
- 4. 下肢切断者に対する義肢装具および車椅子使用による運動負荷軽減の検討 (第13回 東北リハビリテーション医学懇話会)
- 11.下肢切断者の階段昇降動作の運動学的解析(第2報)(義肢)
- 13.変形性膝関節症患者に対する装具療法の検討 : 市販の楔状足底板の力学的検討(義足・装具)
- 第10回 東北リハビリテーション医学懇話会
- リハビリテーション医学における運動学の臨床応用
- RES(recovery evaluating system)を利用した脳卒中患者のADL評価
- 歩行における肘クラッチの構造的要素について
- 10.階段昇降動作の運動学的解析 : その2:下腿切断者について : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 切断・義足
- 16.階段昇降動作の運動学的解析 : その1:片麻痺型脳性麻痺児について : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 歩行動作解析
- 2.変形性膝関節症に対する装具療法の検討 : 健常者における楔状足底板の力学的解析 : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 歩行動作解析
- 外傷性脳損傷患者に対するCAGTプログラムの適応
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度の決定因 : 歩行訓練期間の影響
- 8. 健常児および脳性麻痺児の歩行時のO_2 costとPCI(Physiological Cost Index)について : 運動 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 47. 脳卒中片麻痺患者の歩行開始時における予後決定因の検討 : 予後・予測-2 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 43. 脳卒中片麻痺患者の退院後の歩行速度の変化にかかわる要因について : 予後・予測-2 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 15. 下腿切断者の最大歩行速度と切断側膝伸展motor timeとの関連 : 義足 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 53. 脳卒中患者の最大歩行速度・下肢筋力・両足圧中心位置の累積移動距離の経時的変化の関連
- 歩行周期変数からみた不全頚髄損傷者の歩行
- 242. 脊髄損傷不全麻痺患者の最大歩行速度の決定要因について
- 213. 二次元ビデオ方式動作解析装置の信頼性について
- 144. 脳卒中および頭部外傷患者の杖歩行による最大歩行速度の経時的変化の双曲線近似
- 89. 皮膚感覚と視覚が立位重心動揺に及ぼす影響
- 39. 重心動揺計の互換性について
- 胸髄損傷、腰髄損傷のADL自立度 : 手術群と非手術群との比較検討
- 25.脊髄損傷患者の栄養状態からみた褥瘡の検討(褥瘡)
- 24.頸髄損傷患者の褥瘡について(褥瘡)
- 拡大ADL尺度による機能的状態の評価 : (1)地域高齢者
- 脊髄損傷者の社会参加に関する共分散構造解析
- 8. 視覚失認の分析 : 背側同時失認と統覚型視覚失認の比較 (第7回日本リハビリテーション医学会関東地方会)
- II-I-2 生活活動状況に関する評価尺度の標準化の試み (第2報) : 在宅脳卒中患者の生活活動尺度の作成
- I-H-9 生活活動状況に関する評価尺度の標準化の試み : 余暇活動尺度の作成
- 835 股関節離断を伴った胸髄損傷者の車いすクッションの適合(生活環境支援系理学療法32)
- 脳卒中片麻痺患者の麻痺側握力の回復の予測
- 当院での入院リハを受けた在宅脳卒中患者の生活活動と満足度の調査結果
- 頸髄損傷患者のバーセル・インデックスとMFSとの関連
- MFTからみた上肢機能回復の順序性から逸脱する脳卒中患者の特性
- 5.最大歩行速度からみた不全脊髄損傷者の歩行再獲得 : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 歩行動作解析
- 下腿切断者の最大歩行速度と膝伸展・屈曲トルクについて : 切断・義肢 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度の決定因 : 歩行訓練の影響について : 脳卒中 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 健常成人の最大歩行速度と立位バランスについて : 脳卒中 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度と立位バランス
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度と立位バランス : 第28回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 歩行分析
- Physiological Cost Indexによる脳卒中片麻痺患者の歩行機能評価
- 脳卒中片麻痺患者の最大歩行速度の規定因について : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 脳卒中
- 脊髄損傷の包括的アプローチ20年を顧みて
- 17.中高齢の脊髄損傷患者のADL自立度について : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 脊髄損傷(ADL予後)
- 脳卒中片麻痺患者におけるComputer-Assisted Gait Training(CAGT) : 脳卒中 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 5.脳卒中簡易機能回復予測式の適応拡大の可能性について : 第31回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 脳卒中(予後)
- ビデオ・ベクトル表示による歩行解析(第2報) : 脳性麻痺児の歩行について : 歩行分析,他 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- ビデオ・ベクトル表示による歩行解析 : その1 : 歩行周期とパラメータ : 第28回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 動作分析
- 片麻痺歩行の肩・腰の水平回旋について : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 脳卒中
- リハビリテーション研究の原点を省みる - 国際障害分類の改訂にさいして -
- ビデオ・ベクトル表示による歩行解析 : その2 : 義足歩行への応用 : 第28回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 動作分析
- 14. 下腿切断者の下肢筋力について : 義足 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- 2. ビデオ・ベクトル表示による動作解析 : スクワッティングからスタンディングまで : 運動・歩行-1 : 第30回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
- PCI測定による切断者の歩行能力評価における問題点
- 4.脳卒中片麻痺患者・高齢者における神経・生体力学的分析(21世紀における歩行解析の展望)
- 脳卒中片麻痺患者の10分間自由歩行における心拍数,歩行速度の経時的変化 : 脳卒中 : 第29回日本リハビリテーション医学会学術集会
- 脳卒中片麻痺患者の自由歩行における歩行速度,PCIの経時的変化 : 第28回日本リハビリテーション医学会学術集会 : 循環
- 変形性膝関節症の歩行障害と反射性筋活動抑制 : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 歩行分析
- 体重免荷と姿勢の安定について : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 動作分析
- 下腿義足アライメントの立位バランスへの影響 : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 切断
- 5. 義足歩行訓練における生体工学的検討(歩行分析)
- 再生医学と機能回復
- 脳卒中リハビリテーションにおける歩行評価