1950年中葉の「ピアジェ-ワロン論争」 : 1955年発達段階に関するシンポジウムを中心に
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概要
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L'objectif de ce travail est d'envisager les diver-gences entre le systeme des stades de J. Piaget et celui de H. Wallon en lisant le document de la synposium sur le probleme des stades en psychologie de l'enfant en 1955. Ce symposium, qui a eu lieu a Geneve, a ete organise par l' Association de psychologie scientifique de langue francaise. Piaget y a fait un rapport sur les stades du developpment intellectuel de l'enfant a l'adolescent, et Wallon, represente par R.Zazzo, un expose sur les etapes de la personnalite chez l'enfant, car il etait malade et absent. Dans la discussion entre les rapporteurs, Piaget a mis en doute l'existence des stades generaux de la personnalite en critiquant le systeme des stades de H. Wallon. Au contraire, Zazzo a affirme l'unite de la personnalite et a accorde de l'importance a la notion de crise. Mais les resultats de discussions sur les divergences entre deux systemes des stades ont apparu, dans l'essentiel, plutot negatifs. On constate alors que les idees psychologiques entre Piaget et Wallon sont fondamentalement differentes. Ce point devrait faire l'objet d'un autre travail.
- 心理科学研究会の論文
- 1995-12-31
著者
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