オオムギ野生種(Hordeum bulbosum L.)との交雑から得たコムギ半数体の染色体倍加
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コムギ(Triticum aestivum L.)半数体の染色体(2n=21)を効率よく倍加する目的で,オオムギ野生種(Hordeum bulbosum L.)との交雑から得たコムギ品種農林61号の半数体を用いて,発育程度の異なる時期にコルヒチン水溶液で処理した.その結果,2〜3本の分けつ時の半数体を0.10%コルヒチン水溶液に20℃で5時間浸漬した場合に95.6%の効率で結実種子を得ることができた.
- 日本育種学会の論文
- 1985-06-01
著者
関連論文
- 日本のオオムギ品種の育成系譜
- コムギの半数性幼胚からのカルス誘導および再分化
- コムギの半数体倍加系統における半矮性遺伝子 : Rht1およびRht2の収量に及ぼす効果
- コムギの半数性幼胚に由来する懸濁カルス培養における体細胞不定胚の発生
- コムギ3品種およびそれらのF1雑種における葯培養および属間交雑による半数体作出効率の比較
- オオムギ野生種(Hordeum bulbosum L.)との交雑を利用して作出したコムギ半数体倍加系統の稈長の変異
- 日本コムギ品種と野生オオムギ Hordeum bulbosum L. との交雑親和性
- オオムギ野生種(Hordeum bulbosum L.)との交雑から得たコムギ半数体の染色体倍加
- 日本のコムギ品種の育成系譜
- 野生オオムギ Hordeum bulbosum L. と交雑したコムギ品種農林61号の胚培養
- オオムギ品種の温度および日長に対する出穂反応
- オオムギにおける節間伸長開始期の品種間差異について
- オオムギ野生種 Hordeum bulbosum(4x)との交雑による日本コムギ品種の半数体作出について