水稲品種「トヨタマ」の穂枯れ現象について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
穂枯れ現象は品種問差異が明白でありトヨタマにおいて著しく,他の品種ではホウヨクなどの罹病率が高い。収量,品質におよぼす影響は罹病時期が遅いこともあって罹病率の割には小さいが,ホウヨクでみられたように症状が重いと減収し,品質が低下する。施肥量との関連では多肥料,とくに後期施肥量の多いものほど罹病率が低いように思われ,今後穂枯れ罹病率の高いトヨタマを栽培する場合,後期の栄盤状態が悪くならないような注意が必要と思われる。
- 日本作物学会の論文
- 1971-06-30
著者
関連論文
- 水稲,麦類の採種に関する研究 : 第1報水稲及び麦類原原種における主要形質の年次間変動
- 小麦穂発芽種手の貯蔵条件と発芽カ
- スクミリンゴガイの被害軽減を前提とした水稲湛水直播栽培の初期管理(潤土管理)における施肥法と雑草防除法
- 水稲潅水直播栽培における出芽・苗立ちの安定化のための初期水管理
- 水稲"コシヒカリ"の生育モデルの構築と地域別移植及び成熟早限期マップの作成
- 小麦品種「チクコイズミ」の栽培特性
- 福岡県における1991年水稲作柄解析--台風を中心とした気象被害の要因解析
- 福岡県における1991年度水稲作柄解析 : 台風を中心とした気象被害の要因解析
- 短期苗利用による低コスト稲作技術
- 水稲短期苗の育苗法と本田植付け法
- 砂壌土水田における水稲湛水土壌中直播栽培の施肥法と初期水管理
- 短期苗利用による低コスト稲作技術
- 36. 水田雑草の発生予測法とビラゾレート系除草剤を2、3年間使用した水田での雑草の発生状況
- 福岡県における昭和60年産水稲の作柄とその低下要因
- 2, 4-D, ベンタゾン処理がウリカワの塊茎形成および次年度の出芽に及ぼす影響
- 水稲機械移植栽培における育苗技術の安定化に関する研究 : 第1報 床土資材としての山土利用法について
- ウリカワの初期生育と除草剤ACN処理適期について
- サヤヌカグサの除草剤による防除
- 機械移植栽培における中苗(4〜5葉苗)の育苗技術
- ぺーパーポット苗ばら播栽培における水稲晩期栽培
- 乾田直播栽培における入水時期の早晩と除草剤の効果について
- 暖地における水稲大量育苗技術に関する研究 : 第2報 出芽時の高温が苗の生育に及ぼす影響について
- 災害対策としての短期育苗による水稲機械移植栽培
- 12. ウリカワの生育および塊茎形成に及ぼす移植期・水管理および除草剤の影響
- 暖地における大量育苗技術に関する研究 : 第1報 出芽および生育初期の管理
- イグサ跡肥料の残存と水稲の晩期栽培
- 田植機利用によるイグサ跡水稲晩期栽培の品種について
- 北部九州における水稲品種のアミログラム特性,N,Mg,K含量と食味との関係
- 種子水稲のコンバイン収穫による刈取適期
- 福岡県における水稲品種「黄金晴」の生育特性
- 水稲品種「トヨタマ」の穂枯れ現象について
- 大豆奮植栽培の育苗,移植,本田管理
- 福岡県における水稲移植栽培の増収要因解明に関する研究 : 第1報 は種期,栽植密度ならびに窒素の施肥位置と施肥量に関する研究
- 水稲乾田直まき栽培における,は種期,は種密度,ならびに窒素の施肥位置および施肥量に関する研究
- 水稲乾田直まき栽培におけるは種期,品種,栽植密度,施肥法および施肥量に関する研究
- 水稲乾田直播栽培法について
- 麦の多株穴播栽培法に関する二,三の考察
- 水稲早期栽培における挿秧時期に関する研究
- 近赤外分光分析計を利用した米の食味関連成分の測定 : 第1報 精米中窒素,アミロース含量及びアミログラム特性の測定
- 脱粒離水稲品種「ヒノヒカリ」の種子調製法
- 北部九州産米の食味に関する研究 : 第4報 品種および産地での食味の安定性
- 23 小麦における登熟期間の過湿処理が硬質粒の発生に及ぼす影響
- 水稲極早生品種の塩水選濃度
- 非醸造用2条大麦ニシノチカラの生育特性と安定栽培法
- 構築物の日陰による日照時間の減少が水稲の生育に及ぼす影響
- 暖地における水稲大量育苗技術に関する研究 : 第3報 床土の種類と育苗管理の違いが出芽ならびに生育に及ぼす影響
- 水稲の後期追肥と品質食味について
- 筑後地域における稚苗による水稲晩期栽培について
- 福岡県における水稲品種の収量構成要素並びに気象要因からみた栽培上の問題点 : 第1報 頴花数に及ぼす日射量の影響