N-(4-トリフルオロメチルフェニル)カルバモイルピラゾリン系化合物の対掌体の N-メチル化による殺虫活性に対する効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
殺虫活性をもつmethyl 3-(4-chlorophenyl)-1-[N-(4-trifluoromethylphenyl) carbamoyl]-4-methyl-2-pyrazoline-4-carboxylate(N-H体)の光学異性体を分離し, それぞれのN-Me体を合成した.ワモンゴキブリとイエバエに対する殺虫活性を, それぞれ注射法と局所施用法で測定した.N-Me体の殺虫活性はN-H体とほとんど変わらず, S体はR体より約10∿55倍高かった.X線結晶構造解析によると, N-H体は伸びた分子構造を, N-Me体は折れ曲がった構造をしていた.
- 日本農薬学会の論文
- 1999-02-20
著者
-
西村 勁一郎
Research Institute for Advanced Science and Technology, Osaka Prefecture University
-
多田 俊治
阪府大先端研
-
西村 勁一郎
Research Institute For Advanced Science And Technology Osaka Prefecture University
-
西村 勁一郎
阪府大先端研
-
西村 勁一郎
大阪府立大学先端科学研究所
-
久語 良太郎
Research Institute for Advanced Science and Technology, Osaka Prefecture University
-
多田 俊治
Research Institute for Advanced Science and Technology, Osaka Prefecture University
-
大岡 朗
Ube Research Laboratories, Ube Industries, Ltd.
-
大岡 朗
Agrochemical Research Department Ube Research Laboratory Ube Industries Ltd.
-
久語 良太郎
Research Institute For Advanced Science And Technology Osaka Prefecture University
関連論文
- チアメトキサム型化合物のワモンゴキブリに対する殺虫活性および神経遮断活性
- ネオニコチノイド系殺虫剤ニトロメチレンイミダゾリジンから誘導されたマンニッヒ塩基のワモンゴキブリに対する殺虫活性および神経遮断活性
- チアクロプリドのチアゾリジン部位の改変が殺虫・神経遮断活性に及ぼす影響およびネオニコチノイドの鍵ファーマコフォア考察のための定量的構造活性相関研究
- 強磁場によるTCNQ塩の電子構造の改質 (強磁場下の結晶成長及び強磁場の化学・生物学効果の研究)
- 強磁場下におけるTCNQ塩の結晶成長 (強磁場下の結晶成長及び強磁場の化学・生物学効果の研究)
- 28pPSA-66 新しいウラン化合物U_3Ni_5Al_の単結晶育成と物性(領域8(磁性)ポスターセッション(希土類・アクチナイド化合物))(領域8)
- ラットとイエバエのニコチン性アセチルコリン受容体に対するクロロニコチニル殺虫剤の結合活性の比較
- A117 イミダクロプリド関連化合物の殺虫活性と摘出神経に対する活性
- C311 DDT 類縁体とその代謝物の estrogen および androgen 受容体結合活性の評価
- B312 昆虫の電位依存性ナトリウムチャネルに対するDihydropyrazole系殺虫剤の抑制作用(毒物学・殺虫剤作用機構・抵抗性)
- B321 Dihydropyrazole 系殺虫剤 RH-3421 の電位依存性ナトリウムチャネルに対する抑制作用
- C116 Dihydropyrazole 系殺虫剤 RH-3421 光学異性体の殺虫活性と電位依存性ナトリウムチャネルに対する抑制作用の逆相関
- 2-II-5 葉緑体型アスコルビン酸ペルオキシダーゼの結晶構造と反応機構の解析(第56回大会一般研究発表)
- 1.葉緑体型アスコルビン酸ペルオキシダーゼの結晶構造と反応機構の解析(第112回ビタミンC研究委員会研究発表要旨)
- C307 ラン藻 Synechococcus PCC 7942 由来のフルクトース-1,6-ビスホスファターゼの結晶構造
- C306 タバコ由来葉緑体アスコルビン酸ペルオキシダーゼの立体構造
- B312 ラン藻 Synechococcus PCC 7942 由来のフルクトース -1,6- ビスホスファターゼ -II の結晶化
- B311 ラン藻 Synechococcus PCC 7942 に由来する酵素カタラーゼーペルオキシダーゼの結晶化
- A202 昆虫ニコチン性アセチルコリン受容体に対するアゴニストとしてのベンジリデンアナバセイン類縁体
- N-(4-トリフルオロメチルフェニル)カルバモイルピラゾリン系化合物の対掌体の N-メチル化による殺虫活性に対する効果
- 8p-C-6 (XMe_4^+DMTCNQ)_2DMTCNQ(X=N, P, As)の室温強磁性と高電気伝導
- 新規殺菌剤UBF-002(ジフルメトリム)に関する研究 (第3報) UBF-002関連化合物の構造活性相関
- シクロオキシゲナ-ゼ阻害剤分子設計の新展開 (1997年の化学-6-)
- N-(4-Trifluoromethylphenyl) carbamoylpyrazoline 系化合物の殺虫活性における不斉効果
- Halfenprox および関連化合物の殺虫・殺ダニ・神経活性の比較
- アリジゴクの毒素に関する研究 第1報 クロコウスバカゲロウ幼虫の毒素の精製 : 有機化学・天然物化学
- 1-[1-(6-Chloro-3-pyridyl)ethyl]-2-nitroiminoimidazolidineの両鏡像異性体のワモンゴキブリ,ウリハムシ,ツマグロヨコバイおよびモモアカアブラムシに対する注射法,浸漬法および散布法による殺虫活性
- 1-デオキシノジリマイシンおよび誘導体のトレハラーゼ阻害活性とワモンゴキブリの繁殖抑制効果
- 85 Aspergillus niger NH-401株の生産する新規抗菌性物質antafumicin AとBの構造と合成(ポスター発表の部)
- ドウモイ酸および関連化合物の殺虫活性と筋肉収縮活性
- アルキレン連結非環状二価ネオニコチノイド化合物の合成とワモンゴキブリに対する殺虫および神経伝達遮断活性
- 2. 殺菌剤(MAIN TOPIC 1 CHEMISTRY AND BIOACTIVITY OF NEW SYNTHETIC COMPOUNDS)(第 7 回国際農薬化学会議)
- 漢方薬SOPHORAによるラットの血糖上昇抑制効果について(2) : 動物
- A105 イミダクロプリドのイミダゾリジン環 NH 部位における N- アルキル同族体の殺虫活性と神経活性
- ハルフェンプロックス (MTI-732) および関連化合物の殺ダニ活性, 殺虫活性および神経活性の比較
- 編集委員長の任期を終えて(談話室)
- 農薬と教育と(21世紀農薬科学への提言, 30周年記念特別記事)
- 昆虫神経に作用する殺虫剤の構造活性相関 : ピレスロイドとインドキサカルブを中心として(第13回産業神経・行動学研究会)
- Mode of Action(Topic A : New Chemistry)
- Topic 1 Synthesis and Structure-Activity Relationships
- 殺虫剤の作用とナトリウムチャネル : ニューロサイエンスと農芸化学の接点 : シンポジウム(S-10)
- B125 合成ピレスロイドによる神経軸索膜の電位変化速度と化合物の構造および物理化学的性質との関係
- イミダクロプリドのピリジン環5位ヘハロゲン原子が導入された化合物の殺虫活性
- 5. 構造活性相関(MAIN TOPIC 1 CHEMISTRY AND BIOACTIVITY OF NEW SYNTHETIC COMPOUNDS)(第 7 回国際農薬化学会議)
- タンパク質結晶構造解析 : 回折X線の測定から構造構築
- タンパク質結晶構造解析--結晶化
- B316 ジノテフラン類縁体の殺虫活性における神経活性と結合活性の役割
- クロロニコチニル系置換ベンジル類縁体のイエバエに対する殺虫活性における共力剤の効果
- B101 Pyridine 環を benzene 環に変換した imidacloprid 類縁体の殺虫活性
- 蛍光発色団を有する光反応性ピレスロイドの合成とその神経生理活性
- 3. 除草剤(MAIN TOPIC 1 CHEMISTRY AND BIOACTIVITY OF NEW SYNTHETIC COMPOUNDS)(第 7 回国際農薬化学会議)
- 1. 殺虫剤・殺ダニ剤(MAIN TOPIC 1 CHEMISTRY AND BIOACTIVITY OF NEW SYNTHETIC COMPOUNDS)(第 7 回国際農薬化学会議)
- C226 ジノテフラン類縁体のイエバエに対する殺虫活性とニコチン性アセチルコリン受容体への結合活性との関係
- 殺幼虫性 N-[5-(substituted phenyl)-1, 3, 4-thiadiazol-2-yl]benzamide 類の培養表皮への N-アセチルグルコサミンの取込み阻害における定量的構造活性相関
- 脱皮ホルモン様活性物質の3次元定量的構造活性相関 (CoNFA)
- イミダクロプリドのピリジン環5位に種々の置換基を持つ類縁体の神経遮断活性に関する定量的構造活性相関
- 高い殺虫・神経興奮活性およびニコチン性アセチルコリン受容体でのイミダクロプリド結合部位への親和性をもつアルキレンビスイミダクロプリドの合成
- イミダクロプリド関連ニトロメチレン型化合物とその N-アルキル置換体の殺虫活性と神経活性との関係
- C117 ニトロメチレン型クロロニコチニル系化合物の殺虫活性と神経活性の関係
- B117 光親和性標識能を有するピレスロイドの軸索膜電位およびナトリウムイオン電流に対する効果
- B102 エクダイソン類と脱皮ホルモン様活性を示すジベンゾイルヒドラジン類の 3 次元定量的構造活性相関解析(CoMFA 解析)
- 1,6-Bis[1-(2-chloro-5-thiazolylmethyl)-2-nitroiminoimidazolidin-3-yl]hexaneおよび1,3,5-tris[1-(6-chloronicotinyl)-2-nitroiminoimidazolidin-3-ylmethyl]benzene : 合成とワモンゴキブリに対する殺虫および神経遮断活性
- 農薬の分子設計研究におけるコンピュ-タ-支援技術の応用 (分子設計最前線)
- GABA受容体/イオノフォア複合体に作用する医薬・農薬 (1987年の化学-9-)
- DDT 類縁化合物の構造活性相関 : 改訂
- 殺虫活性をもつ合成ピレスロイドの構造修飾 (1983年の化学-4-)
- ザリガニ中枢神経の自発性放電頻度に対するピレスロイドおよび DDT 類縁化合物の作用
- DDT 類縁化合物の構造活性相関
- ピレスロイドの構造活性相関
- イミダクロプリドのピリジン環5位にアルコキシ基を持つ誘導体の殺虫活性
- イミダクロプリド代謝物5-hydroxy-,4,5-dihydroxy-および4,5-dehydroimidaclopridのワモンゴキブリに対する殺虫活性および神経遮断活性
- アルキレン連結非環状二価ネオニコチノイド化合物の合成とワモンゴキブリに対する殺虫および神経伝達遮断活性
- チアクロプリドとその非環状類縁体およびシアノグアニジン誘導体の殺虫活性と神経遮断活性
- A116 ALMB-Toxin の N 末端に対する抗ペプチド抗体による毒素の特異的検出
- アルコール部分にジアジリン基を有する光反応性ピレスロイドの殺虫および神経活性
- 有機ケイ素系ピレスロイド様化合物のワモンゴキブリに対する殺虫活性に関する構造活性相関
- B101 含ケイ素ピレスロイド系およびシクロプロスリン関連化合物の殺虫活性と神経活性の比較
- N-Arylcarbamoylpyrazoline 誘導体のラット脳由来シナプトゾームにおけるカルシウムの取り込みおよび放出に対する効果
- 新規ピラゾールカルボキサミド誘導体の合成と選択活性
- ジアジリン光親和性官能基をアルコール部分に有するある種のピレスロイド誘導体の神経生理活性
- テトラメスリンによって誘導されたナトリウム性イオン電流の DDT 系化合物による抑制効果
- アルコール部分に光親和性官能基を持つカデスリン類縁体の殺虫性とナトリウムイオン電流に対する効果 : 有機化学・天然物化学
- 強い蛍光を発する新規光親和性ピレスロイドの合成とナトリウムイオン電流に対する効果 : 有機化学・天然物化学
- ナトリウム電流を指標としたピレスロイドおよびDDT類緑体の作用点の比較
- 第 12 回農薬サイエンチスト研究会
- MAIN TOPIC 1 CHEMISTRY AND BIOACTIVITY OF NEW SYNTHETIC COMPOUNDS
- 第 4 回日中農薬学術交流シンポジウム
- 第 3 回日中農薬学術シンポジウム
- ピレスロイドと神経膜
- ピレスロイドの作用機構に関する研究
- IVb Interaction of pesticides with membranes(IV BIOCHEMISTRY OF PESTS AND MODE OF ACTION OF PESTICIDES : INCLUDING MECHANISM OF RESISTANCE AND PHYTOTOXICITY)