選択性除草剤 S-3552 の製剤研究 : 高濃度乳剤
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概要
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S-3552は通常乳剤に使用される有機溶剤に対する溶解度が低く20%以下の乳剤しか製剤できない.除草活性は乳剤がフロアブル剤, 水和剤より優れており, そこで乳剤の高濃度について検討した.共溶媒にフェノールを用い, 乳化剤を選択することにより良好な低温安定性, 乳化安定性, 貯蔵安定性を有するS-3552 30%乳剤を製剤することができた.またこの30%乳剤はキシレン, イソホロンを溶媒に用いた10%乳剤, 20%乳剤と同等の良好な除草活性を示した.
- 日本農薬学会の論文
- 1984-11-20
著者
-
吉田 亮
住友化学工業株式会社宝塚総合研究所農業科学研究所
-
辻 孝三
Pesticides Research Laboratory, Takarazuka Research Center, Sumitomo Chemical Co., Ltd.
-
堀出 文男
Pesticides Research Laboratory, Takarazuka Research Center, Sumitomo Chemical Co., Ltd.
-
吉田 亮
Pesticides Research Laboratory, Takarazuka Research Center, Sumitomo Chemical Co., Ltd.
-
堀出 文男
アグロス
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