電解研削に関する研究(第2報) : 適正加工条件の選定
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概要
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電解研削加工において, 放電現象が発生すると, 砥石電極面が損傷し, 電解液の性能も劣化するので, 加工能率が低下する.そこで, 電解平面研削加工で, 放電が発生しない加工条件範囲を実験によって求め, これを理論的に考察した.この放電現象は, 機械的研削加工量と印加電圧に密接な関係があり, 研削切りくず体積がある一定値以上になると発生し, その体積は印加電圧が大きいほど直線的に小さくなることが分かった.この結果より, 放電が発生しない限界工作物速度を理論的に求め, 加工能率および機械的研削加工割合の観点から, 適正加工条件を選定するための指針を求めた.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1982-03-05
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