畑地景観保全のための地域住民による景観の評価構造の把握 : 群馬県北部の畑作地帯を事例に
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概要
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地形や周辺土地利用などの属地的データにもとづき, 畑地を6類型に分類した。各類型を代表する畑地景観について地域住民番こアンケートを行った。その結果, 住民の評価にもとづき, 畑地景観が大規模畑地景観, 伝統的畑地景観, 都市近郊畑地景観の3グループに区分されることが明らかになった。各グループは, 景観の選好理由が異なるため, 今後, 景観保全策を検討する際には, どのような選好理由によって評価されているかについて, とくに考慮すべきといえる。また, 畑地景観の評価には好ましくない景観構成要素が影響を及ぼしていることが示唆された。景観保全には属地的要因と景観構成要素の両方の視点が必要である。
- 農村計画学会の論文
- 1999-11-20
著者
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