「ふじ」航路(1975-1976)における表面海水中のクロロフィル-α量
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概要
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1975年11月から1976年4月まで,第17次南極地域観測隊の海洋生物観測の一環として,「ふじ」の航路に沿って表面海水中のクロロフィル-α量の測定を行った,クロロフィル-α量はプリンスオラフ海岸沖のパック・アイス中で最も高い値(2.49mg/m^3)が得られた.その他の海域では亜南極帯,マカッサール海峡,マラッカ海峡で高い値(0.4-0.9mg/m^3)を示した.今回は昭和基地沖の氷縁を離れてから最初の寄港地が,従来のケープタウンからモーリシャスのポートルイスに変更された.このため従来観測されなかった海域でのクロロフィル-α量を測定することができた.
- 国立極地研究所の論文
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