昆虫病原性系状菌Beauveria brongniartii(Sacc.)Petchカミキリムシ寄生系統のミツバチおよびオサムシ類に対する安全性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The mortality of adult honeybees, Apis mellifera (L.), sprayed with a conidial suspension of Beauveria brongniartii GSES was 9% to 40% at concentrations of between 1×10^8 and 1×10^4 conidia/ml, whereas the mortality of adult honeybees sprayed with distilled water as a control was 12%. No bee cadavers had outer mycelial growth. The mortality of two carabid beetles, Apotomopterus japonicus and Apotomopterus dehaani, sprayed with conidial suspensions of B. brongniartii GSES and SES879 was 11%-35% at concentration of 1.4×10^7 and 1.5×^7 conidia/ml, whereas the mortality of Psacothea hilaris was 80% to 100% at the same concentrations. All cadavers of P. hilaris had outer mycelial growth, but the cadavers of the two carabids had none. It is concluded that this fungus is not pathogenic to adult honeybees and the two carabid beetles.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1998-08-25
著者
-
堤 隆文
福岡県農業総合試験場
-
山中 正博
福岡県農業総合試験場
-
山中 /正博
福岡県農業総合試験場
-
坂口 徳光
鹿児島県果樹試験場:(現)鹿児島県果樹試験場北薩支場
-
都外川 聡明
鹿児島県果樹試験場
関連論文
- フジコナカイガラムシPlanococcus kraunhiae(Kuwana)(カメムシ目:コナカイガラムシ科)に対する性フェロモン成分による交信攪乱効果
- 集合フェロモン剤を利用した昆虫病原性糸状菌感染装置のチャバネアオカメムシに対する効果
- ヒノキ林におけるチャバネアオカメムシ幼虫の発生開始時期推定法
- C302 ヒノキ球果の口針鞘を指標とした果樹カメムシ類の予察法(発生予察・被害解析)
- C303 チャバネアオカメムシ幼虫がヒノキ球果で発育を開始する時期の積算温度による推定(発生予察・被害解析)
- G105 ツヤアオカメムシとクサギカメムシのチャバネアオカメムシ合成集合フェロモンによる誘引(生理活性物質)
- C222 チャバネアオカメムシ集合フェロモンの放出(生理活性物質)
- F110 チャバネアオカメムシの集合フェロモン(生理活性物質)
- カメムシ類から分離したBeauveria bassianaのチャバネアオカメムシに対する病原力の検定と検定用飼育容器の開発
- チャバネアオカメムシから分離されたウイルス様病原体の性状
- A110 チャバネアオカメムシとツヤアオカメムシ合成集合フェロモンの製剤化(II)(防除法・害虫管理・IPM)
- F208 チャバネアオカメムシとツヤアオカメムシ合成集合フェロモンの製剤化(生理活性物質)
- A207 カンキツ園におけるゴマダラカミキリ成虫の移入率と移入がBeauveria brongniartii菌の施用効果に及ぼす影響の推定(生態学)
- I306 集合フェロモンを利用した大量誘殺による果樹カメムシ類防除の可能性(防除法・害虫管理・IPM)
- 101.アゲハの個体群生態学的研究 : IV.死亡要因分析における網かけ法の適用
- 数種昆虫病原糸状菌のチャバネアオカメムシに対する病原性
- G316 チャバネアオカメムシから分離したウイルス様病原体の性状(昆虫病理学・微生物的防除)
- アゲハの日当たり産卵数の推定
- 寝場所を利用したマーキング法によるアゲハの移動の研究
- 127 アゲハの個体群生態学的研究 XI. : アゲハの行動からみた圃場間卵空間分布の成立過程
- 126 アゲハの個体群生態学的研究 X. : アゲハの産卵行動から見た圃場内卵空間分布の成立過程
- 102.アゲハの個体群生態学的研究 : V.死亡要因の解析
- 103.アゲハの個体群生態学的研究 : VI.生息場所の異質性が個体群動態に果す役割
- S062 果樹カメムシ防除戦略は斑点米カメムシにも通用するか?(S06 イネ斑点米カメムシと果樹カメムシの接点を探る)
- G214 寄主体表上への卵接種による寄生蝿マルボシヒラタヤドリバエの飼育(寄生・補食・生物的防除)
- D218 チャバネアオカメムシ成虫に寄生するマルボシハナバエの産卵・発育特性(寄生・捕食・生物的防除)
- F220 チャバネアオカメムシの集合フェロモン放出に関与する餌とその特性(生理活性物質)
- 昆虫病原性系状菌Beauveria brongniartii(Sacc.)Petchカミキリムシ寄生系統のミツバチおよびオサムシ類に対する安全性
- C115 寄主卵の卵齢および低温貯蔵条件が卵寄生蜂チャバネクロタマゴバチの寄生に及ぼす影響(寄生・捕食・生物的防除)
- チャバネアオカメムシにおける昆虫病原糸状菌Beauveria bassianaの感染部位と成虫間の伝播
- 昆虫病原性糸状菌Beauveria brongniartii(SACC.)PETCH GSES株を培養した不織布シートからの飛散分生子によるキボシカミキリ成虫の感染
- Beauveria brongniartiiに感染したキボシカミキリ雌成虫の産卵能力
- E110 昆虫病原糸状菌によるチャバネアオカメムシの生物的防除法の検討 : 2.二次感染による防除の可能性(微生物防除)
- 昆虫病原性糸状菌Beauveria brongniartii(SACC.)PETCH GSES株を培養した不織布シートのキボシカミキリ成虫に対する殺虫効果
- D109 制限された餌条件下におけるチャバネアオカメムシ越冬後成虫の生存・産卵特性
- 交尾行動による昆虫病原性糸状菌Beauveria brongniartiiのキボシカミキリ雌雄成虫間の伝播
- D222 ツヤアオカメムシの簡易飼育容器(害虫管理・飼育方法・栄養学・生活史)
- E317 昆虫病原糸状菌Beauveria brongniartii GSES株を培養した不織布培地によるイチジクのキボシカミキリの防除法の確立 第2報 菌を培養した不織布培地との接触による感染(生物的防除・微生物防除)
- 327 走性を利用した個体数調査法(一般講演)
- 208 アゲハの卵寄生蜂Trichogramma属3種の種間競争 : II.自然個体群における変動要因としての種間競争(一般講演)
- 207 アゲハの卵寄生蜂Trichogramma属3種の種間競争 : I.種間競争の機構と競争能力(一般講演)
- ミナミアオカメムシNezara viridula(Linnaeus)およびアオクサカメムシN. antennata Scott(カメムシ目:カメムシ科)の雄成虫のフェロモンに対する交差誘引性