心療内科外来における老人医療に関する統計的調査(生涯各期における心身症をめぐる諸問題 : 老年期)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In order to study psychosomatic problems in geriatric medicine, data were gathered on outpatients who had presented themselves for treatment over the past ten years at the University of Tokyo.For a statistical comparison. the following factors were obtained from a personal/medical history card and the therapist who had treated the patient : 1. Age and sex 2. Diagnosis 3. Referral source 4. Duration of therapy 5. Rsults of psychological testing 6. Patient's mental state 7. Theerapy methodology 8. Prognosis The findings were summarized as follows : a. 3.57 percent of the outpatients studied were 65 years of age or older.b. Diagnostic composition of patients studied were : (1) 35% psychosomatic disease(2) 30% depressive state and depression(3) 18% neurosis with 74% hypochondriasis These findings were essentially the same as those of other researchers and established theory.c. Rank order of psychosomatic disorder prevalence : (1) Hypertension(2)Insomnia(3) Writer's cramp(4) NCA(5) Asthma(6) Headached. The majority of outpatients were referred from internal medicine.e. Many outpatients experienced only short therapeutic gains from treatment, but a "good" prognosis (therapeutic gain of a period in excess of 1 year) was obtained in 77% of the outpatients studied.f. No differences were found between elderly males and outpatients in general in CMI data, but the YG test revealed more E-types among the elderly males.g. Treatment recerved by the patients studied was as follows : (1) 100% of the patients received brief psychotherapy.(2) 76% of the patients received drug therapy.(3) 33% of the patients received autogenic training.h. In drug therapy, the following were prescribed : (1) 50% of the patients received minor tranquilizers.(2) 50% of hte patients received antidepressants.(3) 30% of the patients received hypnotics.
- 1985-04-01
著者
関連論文
- 村林信行監, 働く人の心療内科 : 心とからだが疲れているあなたへ, A5, 212頁, 本体1,300円, 2001年, 双葉社
- パニック障害の脳内機構(シンポジウム : 情動形成とその異常の脳内機構-情動と心身相関のBlack Boxに迫る,2006年,第47回日本心身医学会総会(東京))
- IIF-3 摂食障害患者の自律神経機能とQT間隔及びQT dispersion : その2(摂食障害I)
- IIF-2 摂食障害患者の自律神経機能とQT間隔及びQT dispersion : その1(摂食障害I)
- IG-7 タイプCパーソナリティ測定のための簡便な質問紙の作成(癌(II))
- 学生定期健康診断における摂食障害を対象とした一次スクリーニングテスト作成の試み : 項目の精選と妥当性の検討
- IID-19 精神身体症状のPOS(problem oriented system)化の一試案(コンサルテーションI)
- 新しい質問紙法・エゴグラムの作成 : 第24回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答
- IIC-2 新しい質問紙法・エゴグラムの作成
- 東大分院心療内科における外来受診患者の実態 : 第24回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答
- II C-8 EDI日本語版の因子構造からみた摂食障害の因果関係モデルについての考察(摂食障害VI)
- 向精神薬Mexazolam(CS-386)の心身症・神経症に対する臨床評価 : Oxazolamとの二重盲検比較試験
- 33.心身症を疑われていた, 小腸クローン病と日本住血吸虫症との合併した1例(第50回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
- Short Interpersonal Reactions Inventory日本語短縮版作成の試み : タイプCパーソナリティ測定を中心として
- IG-6 パーソナリティーと生活習慣、食行動及び生理的指標との関連性の検討 : Short Interpersonal Reactions Inventory日本語短縮版を用いた分析(心理テストII)
- IG-5 Short Interpersonal Reactions Inventory日本語短縮版制作の試み(心理テストI)
- 第7回国際心身医学会議に参加して
- Ecological Momentary Assessmentを超えて : リアルタイムバイオフィードバックの可能性(シンポジウム(1)「先端科学と医療」,第33回 日本バイオフィードバック学会学術総会シンポジウム抄録集)
- ストレスと自律神経症状 : EMAを応用してリアルタイムに捉える
- 造血幹細胞移植におけるリエゾン
- I C-4 摂食障害の一般開放病棟における入院治療の限界について(摂食障害I)
- Ecological Momentary Assessment : 日常生活下でのリアルタイムモニタリング
- IB-5 Meal patternおよび体内化学物質の変動からみたMazindolの摂食抑制作用について(第23回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- 血圧バイオフィードバック療法による本態性高血圧症に対する降圧効果について
- 摂食障害のサブタイプにおける認知的障害の程度は同じか? : 認知行動理論からの検討
- 大学病院における心療内科医による悪性疾患患者のサポートのためのコンサルテーション・リエゾン活動(がんの臨床心身医学 : 臨床サイコオンコロジー)
- IIH-11 下垂体前葉におけるInterleukin-6産生細胞の同定(免疫・精神生理)
- 13.摂食障害患者のQT間隔とQT dispersion(第90回日本心身医学会関東・甲信越地方会 演題抄録)
- IE-18 新版TEGの臨床的妥当性の検討(評価尺度)
- IE-17 新版TEG(東大式エゴグラム)の中国語版の作成(評価尺度)
- IE-13 Psychological Levels System日本語版の開発(評価尺度)
- ID-1 演題「摂食障害患者のQT間隔とQT dispersion」(摂食障害(III))
- シIV-3 大学病院における心療内科医による悪性疾患患者のサポートのためのコンサルテーション・リエゾン活動(がんの臨床心身医学-臨床サイコオンコロジー)
- 大学生の摂食障害(大学生のメンタルヘルスと心身症)
- 15.喫煙および光フィードバックが精神・神経・内分泌・免疫軸に及ぼす影響(第73回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
- 東大式エゴグラム(TEG)第2版の臨床的応用 : TEGパターン分析および多変量解析を用いた健常者群と患者群の比較
- 12.東大式エゴグラム(TEG)第2版の臨床的応用 : 健常者群と患者群のTEGパターンの比較(第72回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
- 東大式エゴグラム(TEG)第2版の臨床的有用性の検討 : 他の心理テストとの関連
- 心理社会的要因が非インスリン依存型糖尿病に及ぼす影響(その2) : 6ヵ月後のフォローアップデータを用いた研究
- 10. 喫煙と自己脳波フィードバック光駆動療法の相互作用に関する予備的研究(第70回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
- IIE-23 東大式エゴグラム(TEG)第2版を用いた疾患による人格特徴の比較 : 身体的病態に影響する心理的諸因子と身体表現性障害について(心理テスト)
- Anorexia nervosaとバセドウ病を合併した6例について
- 摂食障害の臨床像についての全国調査
- 東京大学心療内科の30年(第47回日本心身医学会総会)
- ジアゼパム注入睡眠療法の臨床効果と奏効機序に関する研究
- 司会のことば(シンポジウム:脳科学による心身症の解明,2008年,第49回日本心身医学会総会(札幌))
- 貝谷久宣著, 「不安・恐怖症のこころ模様」, 四六判, 237頁, 定価1,575円, 2008年, 講談社
- 貝谷久宣, 熊野宏昭編, 「マインドフルネス・瞑想・坐禅の脳科学と精神療法」, A5判, 134頁, 定価2,835円, 2007年, 新興医学出版社
- 貝谷久宣著, 気まぐれ「うつ」病-誤解される非定型うつ病-, 新書判, 208頁, 定価714円, 2007年, 筑摩書房
- 東京大学心療内科の30年
- 司会のことば(心身医学からみたコンサルテーション・リエゾン活動の現状と問題点)(第38回日本心身医学会総会)
- IF-2 糖尿病患者のmoodに影響を与える身体的, 心理社会的因子の検討(糖尿病)
- IID-2 新版TEG(仮称)開発の経緯(心理テストIII)
- IF-5 摂食障害患者におけるエゴグラムおよびストレスコーピングの評価(ストレス・対処行動)
- ロールシャッハ・テストによる摂食障害患者の臨床像の特徴についての考察
- C-11-19 バセドウ病の経過に与える影響の心身医学的評価(内分泌, 代謝)
- 摂食障害の機能画像解析研究 : FDG-PET study(摂食障害 : 医療と研究の現状とこれからの展望)
- 196. 携帯用RI心機能モニター(VEST)による心理的ストレス負荷が心機能に及ぼす影響の評価(循環器II パニック)
- IIH-12空間恐怖に対する光フィードバックを用いたバーチャル脱感作治療システム開発の試み(治療I)
- 40. 高血圧症に対する血圧バイオフィードバック療法の効果および適応について(バイオ・フィードバック)
- 緊張型頭痛の診断・治療ガイドラインに関する研究(シンポジウムI/心身症の診断基準と治療ガイドライン)
- 症例サマリーの書き方について
- 180. 心拍変動(CCV-HF, LF/HF)の呼吸回数及び被験者の特性による補正について(精神生理・自律神経)
- うつ病の理解と接し方
- IID-8 骨髄移植患者における短期的心理指標の検討(心理療法II)
- I-4 大学生の摂食障害(大学生のメンタルヘルスと心身症)
- 摂食障害患者の自律神経
- 摂食障害の認知行動療法 : その利点と問題点(摂食障害に対する治療の最近の進歩)
- 摂食障害における死亡例の検討(摂食障害の病態と治療)(第36回日本心身医学会総会)
- II D-2 バセドウ病の発症にストレスが与える影響の評価-第2報-(内分泌・代謝I)
- IB-11 パセドウ病の発症にライフイベントが与える影響の評価 : 生活健康調査票を用いて(内分泌代謝III)
- アレキシシミアを伴う書痙に対するフォーカシングの試み
- 神経性食思不振症の一般的精神療法
- 心療内科外来における老人医療に関する統計的調査(生涯各期における心身症をめぐる諸問題 : 老年期)
- 身体感覚増幅尺度日本語版の信頼性・妥当性の検討 : 心身症患者への臨床的応用について
- 心身症と神経症の臨床的特徴 : DSM-III-Rによる検討
- 摂食障害の心身医学的診断の進め方
- 大学病院における実践内容
- 摂食障害の認知行動療法 : その利点と問題点(摂食障害に対する治療の最近の進歩)(第37回日本心身医学会総会)
- 司会のことば(各国の心身医学の現状)
- 小此木啓吾著, 「フロイト思想のキーワード」, 新書判, 388頁, 本体820円, 2002年, 講談社
- 「こころの治療薬ハンドブック改訂第2版」(四六/224頁/本体2,600円/2001年/星和書店)
- もっと知りたい精神科のカウンセリング
- 摂食障害
- 心身症の家族面接 : 心身症と家族 : シンポジウム
- 摂食障害における死亡例の検討(摂食障害の病態と治療)
- 摂食障害の長期経過をめぐって(摂食障害の中・長期経過第30回日本心身医学会総会)
- バリー・R・キャシレス 著, 浅田仁子 長谷川淳史 訳, 「代替医療ガイドブック」, 四六, 484頁, 本体3,200円, 2000年, 春秋社
- リー・ベアー 著, 越野好文 五十嵐透子 中谷英夫 訳, 「強迫性障害からの脱出」, 四六, 352頁, 本体2,200円, 2000年, 晶文社
- 河野友信 山岡昌之 石川俊男 一條智康 編, 「最新心身医学」, B5, 286頁, 本体2,800円, 2000年, 三輪書店
- ブロンウィン・フォクス著, 上島国利, 樋口輝彦監訳「パニック・ディスオーダー入門-不安を克服するために」, 四六, 183頁, 本体\1,800,1998,星和書店刊
- イタリア人と国際会議
- 思春期・青年期の心身医学
- パニック・ディスオーダーと抑うつ(不安と抑うつの基礎と臨床)(第37回日本心身医学会総会)
- 筒井末春・中野弘一著, 「新心身医学入門」, A5,343頁, \4,635,1996,南山堂
- 指定発言(認定試験の新たな改革をめぐって)
- 日本語版Eating Disorder Inventory-91の因子構造について
- 白衣高血圧症に対する行動療法的アプローチ : 血圧バイオフィードバック法による短期の降圧効果についてのパイロットスタディ(原著)
- 「心療内科領域における行動療法・認知行動療法の展開」(会長講演)