大学生の基本的学習観の形成要因の考察 : 心理尺度と面接法による学習者情報と活用
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概要
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大学1年生における基本的学習観, および, 学習観と達成動機との関係を明らかにするため, 学習観として, 「失敗に対する柔軟的態度」と「思考過程の重視」をとりあげた. 研究1では, 男子100名, 女子94名, 計194名に対する質問紙調査によって, この2つの学習観尺度の相関は高く, さらに自己充実的達成動機との相関があることがわかった. しかし, 競争的達成動機との有意な相関は見られなかった. また, 研究2では学習観と達成動機によって分類されたおのおのの回答者に対する個人的面接を通じて, 学習観の形成要因, 特に, 親や友人からの影響について考察し, 2つの問題を提起した.
- 日本教育情報学会の論文
- 1993-01-31
著者
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