米飯の食味に関する研究 : ジャポニカ米とインディカ米について
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概要
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日本晴、コシヒカリ、きらら397、インディカ米の4種類の米について、吸水率、炊飯後の飯の重量および容量、官能検査の結果を比較し、次の結果を得た。1.吸水率が最も高かったのはインディカ米で、次いで日本晴、コシヒカリ、きらら397の順であった。2.炊飯後の飯の容量は、インディカ米がジャポニカ米より多かった。3. 60分間浸漬後の米の重量は、インディカ米が253g 、ジャポニカ米が242〜247g であり、前者の方が重かった。4.炊飯後の飯重量は米に対して、ジャポニカ米が約2.1倍、インディカ米は約2.2倍であった。5.官能検査の結果、コシヒカリが最も好まれ、きらら397は基準米よりもやや低い評価であった。一方、インディカ米は、基準米よりもかなり低い評価であり、嗜好的には好まれない結果となった。
- 帯広大谷短期大学の論文
- 1994-03-25
著者
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