中学校教師ストレスの構造的循環に関する実証的研究
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概要
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本研究は、中学校教師のストレスについて、心理社会的ストレッサー、ストレス認知的スキーマ、ストレス反応の各要素について、因子分析によって成分要素を表した後、それらが循環的構造を持つことを明らかにし、教育政策上の提言を行うものである。214名の中学校教師にアンケート調査を、共分散構造分析により解析した。結果として、上の3つの要素には、循環的構造があることが示された。また、ストレッサーを抑えるスキーマの存在が明らかになった。学校に余裕のある時間が必要であることを提言できる。
- 東京情報大学の論文
- 2004-09-30
著者
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