日本人と「妬み」 〜神話の分析による文化、制度の考察をとおして〜
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、まずキリスト教圏における「妬み」とわが国の特性を聖書と古事記から考察し、どのような存在として捉えられ、変遷を経てきたか、「妬み」と「嫉妬」の混迷に係わる問題を考察する。さらに、わが国における「妬み」の封印と官僚制の問題を指摘する。最後に、「妬み」が問題となる今日的意義を再確認する。以上から、わが国における「妬み」の病理性を明らかにし、それを低減する教育上の提言を行うものである。
- 2004-02-20
著者
関連論文
- 情動としての「妬み」の検証とメタ認知療法
- 大学志望動機の学科間格差に関する統計的検討
- 日本人と「妬み」 〜神話の分析による文化、制度の考察をとおして〜
- 「理科離れ」の原因帰属に関するモデル作成の試み -高校生の意識調査をもとに-
- 情報化社会における学校図書館の活性化に関する研究-教育行政・学校経営の視点を中心として-
- 中学校教師ストレスの構造的循環に関する実証的研究
- 学校図書室における情報メディアの活用に関する一考察〜小学校の司書の役割と教育を中心に〜
- 情報系大学生の心理的特性理解と指導、援助技術に関する研究(2)〜「デジタルホーリック」の概念と属性の検討を中心として〜
- 情報化社会における「生きる力」と「問題解決力」の概念
- 情報系大学生の心理的特性理解と指導、援助技術に関する研究〜「情報中毒」がストレス反応に及ぼす影響を中心として〜
- 道徳教育への心理療法からのアプローチ -21世紀における子どもの心の問題と道徳教育-
- 道徳教育への心理療法からのアプローチ -ナラティブセラピーの視点を中心として-
- 進学高校生のコンピテンシー成熟のためのストレス認知構造モデルの構築
- 大学志望動機が入学後のストレッサーおよび学校嫌いに及ぼす影響