情報系大学生の心理的特性理解と指導、援助技術に関する研究(2)〜「デジタルホーリック」の概念と属性の検討を中心として〜
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概要
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本稿では、デジタルホーリックの概念を再検討し、さらに、どのような学生がこのような状況に陥りやすいか。次の仮説を検証した。経営系の学生と情報系の学生では、情報系の学生にデジタルホーリックが多く見られる。女子と男子を比較すると、女子の方が職業選択の手段としてコンピュータ系への進学を選択していること、人間関係などの意識が高い点から、男子の方に多く認められる。志望動機動機から言えば「興味のある科目があった」「才能を伸ばしたかった」「勉強したいことがあった」「PCなどの施設が充実していた」というような「健全志向」を持っている学生は、そうでない学生よりも「不安」「離人感」「無気力」等の心理的状態を伴うデジタルホーリックの症状に陥りやすい。本研究は、デジタルホーリックの概念を再検討し、属性についての仮説を検証し、情報教育に関する基礎的資料を提示することを目的とする。
- 東京情報大学の論文
- 2004-02-20
著者
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